本を早速借りてきました。昨日書いた「沖田総司読本」というやつです。「読本」と付けるには薄すぎると思うよ、これ。だってダレン・シャンよりも薄かったんだもん。えと、定規定規・・・厚み2センチしか無いじゃん!京極さんの本くらい厚くないと物足りないよ!
しかし内容は濃いです。色んな方が執筆されてるんですが、同じ出来事でも色んな見解があったり。例えば沖田さんが亡くなった地はほとんどの方が千駄ヶ谷としているんですが、ある方は今戸と推測していたり。亡くなった年齢も性格ではないんですよね。二十五歳説が一般的だそうですが、二十六歳、二十七歳、二十二歳、三十五歳なんて記録もあるらしい。私、沖田さんって謂ったら「流派は天然理心流で凄く強かったけど病死した」っていう簡単なことしか知りませんでしたよ。 読めば読むほどこの人、可哀想に思えてなりません。黒猫を斬ろうとした話とか、凄く可哀想です。もっと長く生きられなかったものか。剣に生きる、剣でしか生きていけない立場にありながら独りひっそりと病気で死んでいったのはどんな気持ちだったのか。何ヶ月も独りで寝たきりでどんなに寂しかったか。道場に入ったのも口減らしのためだったと謂うじゃないですか。それもたった九歳の時。今の九歳と江戸時代の九歳じゃかなり精紳年齢に違いがありますが幼すぎます。人を斬ったのもほとんど「暗殺」で、自分の意思じゃない。ただ「流されて」生きた人に見えてきます。 「六月は真紅の薔薇」、読んだら泣きそうです。
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