| 2003年01月03日(金) |
ちょっと真面目にサイボーグ009・コスモチャイルド編 |
今日の009スペシャルはコスモチャイルド編でした。パル達が出てくるやつね。
改めてこの話を見て思った事を。
まさかジェットの涙が見られるとは思いませんでした。そうだった、彼はスラム街育ちだった。無力な子供達をたくさん見てきたんでしょうね。そして彼自身も無力だったのかもしれない。無気力で、闘えなくて、助けを求める事も出来なかったかも知れない。 「コイツらみたいなのが大っ嫌いなんだ」は自分への言葉だったのかもしれませんね。パル達に重ねた子供の影は、彼自身の影だったのかもしれない。そしてパル達を救う(説得)する際に涙を流します。その涙がパル達を目覚めさせるきっかけとなる。この小さな来訪者達を救おうとしたのは、自分自身を救うためだったのかもしれません。
パルが最初に力を使う時、ジェットの防護服の裾をギュッと掴みますよね。あれはパルの「助けて」というメッセージだったんじゃないかと私は考えてます。口には出さなかったけど、心の奥底でジェットを頼っていたのではないかと。
此処でちょっとハメ外していいですか。 子供達が力を使った時、一人だけ倒れた子がいたじゃないですか。その子をアル様が起こしますよね。う、羨ましい〜〜!!35話で助け起こされたオッサン並に羨ますぃ〜!!!(爆) ・・・すんまそん。真面目に書きます、真面目に。
ジェロニモさんが「恐怖で人の心は動かせない」と言いますよね。あのセリフすごく好きです。普段は無口だけど時々さらっといいこと言ってくれるのよね、この人。皆を励ましてくれたり、制御したり。アル様もだけどこの人も大人です。
最後にパル達は帰っていくときに花を踏み潰します。でもそれに気づいたのはフランソワーズだけ。フランちゃんの言うとおり、本当にパル達に感情を与えてしまったのは良かったのでしょうか。彼らは自分自身の力で戦う事、そして笑顔というものを覚えました。だけどそれと同時に憎しみ、怒り、悲しみといった「負」の感情も覚えてしまったのではないでしょうか。小さな花の命を奪ってしまった事にも気づかない。どっちが幸せなんでしょう。悲しみや憎しみが無い代わりに喜びもない世界と、喜びがある代わりに争いの耐えない世界。石ノ森先生は何を思っていたのかな。
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