Sefiroth
sefiroth・・・セフィロト。神が宇宙を創造する際に自身から放出した十のインテリジェンス。

2002年05月11日(土) 野生に/ダガー



『死』は甘いね。

僕の声はもう届かない。

君の声すら、もう届かない。

言葉じゃないんだ。

僕らは言葉をなくしてしまったのさ。

ホラ、

もう唯の音。

ボクハナゼ鳴イテイルノ。

ああ、こうしている間にも、

僕らは野生に還ってゆく・・・



†††


イイモノを発見しました。

カッターの替え刃です。
薄くて硬くて鋭くて、小さいから何処にでも隠して持ち歩けます。それこそ下着の中とか(by相馬光子)。唯、これで逝くのは無理そうですね。それに、今は斬る気にはならない。
↓この刃を見ながら書いた詩。タイトルは↑が「野生」で下が「ダガー」。

†††


『メス』が欲しい。

ナイフを頂戴。

この皮膚を。

この

暑苦しい鎧を斬り裂ける剣を頂戴。

手にした薄い刃は、小さすぎて解体なんか無理だ。

滑らせてもこの程度。

血を滴らせるくらいしかできないのよ。


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霧咲夕姫 [MAIL] [HOMEPAGE]