『死』は甘いね。
僕の声はもう届かない。
君の声すら、もう届かない。
言葉じゃないんだ。
僕らは言葉をなくしてしまったのさ。
ホラ、
もう唯の音。
ボクハナゼ鳴イテイルノ。
ああ、こうしている間にも、
僕らは野生に還ってゆく・・・
†††
イイモノを発見しました。
カッターの替え刃です。 薄くて硬くて鋭くて、小さいから何処にでも隠して持ち歩けます。それこそ下着の中とか(by相馬光子)。唯、これで逝くのは無理そうですね。それに、今は斬る気にはならない。 ↓この刃を見ながら書いた詩。タイトルは↑が「野生」で下が「ダガー」。
†††
『メス』が欲しい。
ナイフを頂戴。
この皮膚を。
この
暑苦しい鎧を斬り裂ける剣を頂戴。
手にした薄い刃は、小さすぎて解体なんか無理だ。
滑らせてもこの程度。
血を滴らせるくらいしかできないのよ。
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