一気に読みました。必ずしもハッピーエンドとはいえない終わり方に奇妙な現実性を感じてしまいます。そんなに上手く行く筈ないんだよね、本当に。 だけど、上手く行って欲しかったと思うものです。フィクションであるだけに、余計にね。 そしてやっぱり私は、モウルが、笙一郎が好きでした。最後は自殺しちゃったけどね。あの話の中で笙一郎ほどいろいろ背負いこんじゃった人はいないんだろうなぁと思います。その末殺人まで犯してしまうし。 優希のことも、聡志のことも、梁平のことも、母親のことも、いろいろ気を使いすぎて溜め込みすぎて、大変だったんだろうなぁと思ってしまいます。悔しさとか、悲しさとかいろいろありますがね。 時々梁平のことが憎くなるほどでした。 んでもって私は子供時代が一番好きでした。大人になってからと子供の頃とでは全然雰囲気が違うんですもの。モウルの雰囲気がとても私好みでたまりませんでした。むしろ、ジラフ×モウルはだめなのかな・・・と思ってしまったほど(そういうことを考える時点で問題アリ) 何が問題って、大人になってからの奴は大体実写の映像で浮かんでくるんだけど、子供時代になると頭に浮かんでくるのは途端に漫画絵なところでしょう。ここが一番問題だ。(苦笑)だからそういう想像しちゃうのですねぇ。(下手な言い訳) 梁平の「馬鹿だな・・・」という言葉に密かな愛情を感じてみたり。(勝手に感じるな)ああ、そういう方向に持っていかないと気分が沈むだけなんだもんなぁ。 最後は梁平してんで締めくくられましたが。結局、主役は誰だったんてしょうか。(苦笑) そして、やっぱり救いは優希が好きになったのが笙一郎だってことだよねぇとか思ってしまいます。全て告白した後にはもう遅かったりするのですが。もっと早くお互いの気持ちに気づいて、素直になっていたらもっと改善された未来が待っていたのだろうにと思ってしまいます。 ああ、もう、何を言ったらいいのやら。 思い浮かんだ偽善的な言葉は夏休みの読書感想文に利用してやろうかと思います。
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