「人間」菅井優児
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2004年05月27日(木) 魔法瓶

結婚してからというもの、色々な所で倹約を強いられている。
不平を言えば、「もっと稼いでこい」と言われるのが関の山なので何も言えずにおる。

独身時代はそれこそ毎日のようにコンビニに行き、糖分過多の飲料水、塩分過多の菓子を買っていた。
要は無駄遣いが過ぎたのである。

それでも、俺も一応人間。
勤務中に喉の乾きもあるのよう、と訴えると嫁さんは魔法瓶にお茶を入れて俺に持たせた。

それ以来、毎日バックパックに魔法瓶を突っ込み通勤。

流石、魔法を使うだけあって冷たいものはいつまでも冷たく、温かいものはいつまでもその温度を失わないね。

これから長い付き合いになりそうだぜ、魔法瓶。

しかし、時々足の上に魔法瓶を落として声にならない事もあり。
俺はこいつに嫌われているのかなとステンレスに写る自分の顔を繁々。


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