inspire インスパイアー日誌「以上。」 フォームメールです。 管理用
いくつ?

 ☆警告!78番に警告!

 
 ・(今日の日誌、よくあるフィクションだと思ってください。)


 ・今日あることに気づいた。
 
 ・気づいてしまった、いや気づいた方がよかったのだろう。

 ・その話は少し後で。
 
 ・今日は昼から研究室の小掃除。
  大掃除は年度末にやる。

 ・遅れていって、洗濯した布巾などを出して
  研究室の流しを掃除して、置きっぱなしだった
  ワークショップの教材をかたづけた。

 ・その後「梅香園」で飯を食って、ムラカミ家にいった。
  プリン体90%カットの発泡酒を飲んで、
  船便が着いて安くなったボジョレーヌーボーを飲んだ。

 ・そしてゲームをした。「パンツァードラグーン オルタ」
  ドラゴンに乗るシューティングゲームだったから、飲酒運転だ。

 ・しかしすぐ投げ出して、オマケのシナリオの方を始めた。

 ・ちょっと壁に接触しただけで大炎上するひ弱で、
  乗り手の体むき出しの原付ような、浮遊ポッドに乗って
  ミッションをこなすゲームだった

 ・オマケの方が面白かった。



 ・そんなさなか、気づいてしまった

 ・自分が凡人であること気づいた。

 ・自分がどうしようもなく凡人であることに、
  気づいた。
  
 ・特にゲームがどうこうということは関係ない。

 ・凡人というと分かりにくいのだが、
  ようするに自分が現在の所、何の秀でた能力も特技も無い、
  平凡な大学五年目の学生であることに気がついた。

 ・なおかつそれに、「怠惰な」という言葉がついた。

 ・怠惰で平凡な大学五年目の学生。
 
 ・凡人はその能力の多くの部分を努力で補って、
  実力や報酬や名誉を得ているとすると、
 
 ・自分に関してこれから先の発展可能性は
  ひどく小さい範囲であると思えた。

 ・しまった。

 ・気づいておくべきだった。

 ・できれば15歳ぐらいで気づきたかった。
  今23歳だ。

 ・「そんなことに気づいてなかったんか?」と、思われそうだが、
  「うん、知らんかった。」と、答える。 
 
 ・理由がよくわからない。

 ・単純に認めたくなかったといえばそうだし、
  未成年の頃はただただ世の中、周り皆アホだと思いなめてたし、
  堀田研究室に入ってからはすごい人に会いすぎて、何か自分も
  すごくなるのだろうと錯覚していた。

 ・そして努力の仕方を忘れた。アホだ。

 ・困った。
 

 
 ・一瞬でいろいろ考えたが、とりあえずムラカミにはなにも
  そぶりをみせずに、3杯目の酒、グレープフルーツのチュウハイ
  を飲んで、帰って、フテ寝した。
  
 ・もはや、じたばたする気力も無いかもしれない。

 ・8年かけて、失ってきたものを数ヶ月でとりもどせるはずもない、
  ・・・ないだろうか。

 ・20代をかけて取り戻せるだろうか。
  (あるいは突然ある才能に目覚めるというバカな可能性もあるが)
 
 ・とりもどすか、なにか新しく得るかしないと、やばい。

 ・枕もとに警告者が立っている。
  ルール:警告は3回までだ、4回目の警告を受け取るとアウト、
  道の外に引きずり出される。

 ・ルール:五年警告を受けずに歩きとおすと、一回分警告が
  無かったことになる。

 ・今日の警告は何度目だったのだろう、わすれた。

 ・前回の警告を笑い飛ばしたのは覚えていた。

 ・散らかった部屋で、夢は見ずに寝た。困ったな。



2002年12月25日(水) Myエンピツ追加 もくじ hiratai BBS 

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