コハルビヨリ
もくじまえつぎ


2010年10月08日(金) 夫婦って。

先週末、結婚式に出席のためムスメを連れて東京へ。

うちの実家の家族も一緒だったけれど
人見知りのため結局私かお兄さんしかだっこできず。

で、式が終わって宿泊先のホテルに戻って
疲れてるところでお兄さんとケンカ。
ムスメのことというかなんというか…。
いい合いにもならずふたりともむっつり。

授乳しつつ添い寝しつつムスメを寝かしつけたら
お兄さんが背後から「…ごめんね」と。

「もっとあなたのことわかってなきゃだめだと思った」と。

(私が子育てに時間をさけるように)
家事するとか買い物するとかしてるけど
考えるってそういうことだけじゃないんだね、と反省している様子。



お兄さんは最近私の発言にとげがある、という。
(今回のケンカもこれが発端。)

お兄さんはけっこうガラスのハート(笑)の持ち主なので
いつも注意したり意見したりするときはかなり気を使ってたのだけれど
ムスメが生まれてからはそこまでの余裕が私になくなった。
お兄さんがうにゅうにゅ言ってるのに気長に付き合えないときもある。
それを説明するのも大変だから(泣いてるムスメ抱っこしつつとか)
トゲだけ伝わってしまう。

私が心を病んだときには
「あなたは周りに気を使いすぎる。もっと感情を出せばいいのに。」
と言っていたけれど、負の感情を態度に出せば
なんか痛いんですけど?優しくしてよ?と怒られる。
それもよくないことが何個か重なってガマンの末にでてきたことなのに。

結局あなたも、周りの人も、
ひとあたりのいい私を望んでいるんでしょ?
そういう私しか知らないんだもの。
いまさらどうしたらいいのかわからないよ。



そう話すとお兄さんは
自分の言ってることが矛盾してるのが悪かったけど
そうやってためこんで怒られるより
そのつど(できればやんわりと)言ってほしい…と。

なんかかわいそうというかかわいいというか(笑)。
それはそうだよね、と思って努力することにした。
トゲトゲでごめんね。
言わなきゃわからないよね。

そしてぽつりぽつり話してて
ふたりで思ったことは
「夫婦って難しいね」ということ。

恋人だったら別れることもできるけど、
夫婦は離れるのもそんな簡単にいかない。
一緒にいたからって全部わかるわけじゃない。

でもお兄さんが
「俺さ、いままでなんでも中途半端だったけど
 夫婦っていうか結婚?はちゃんとやり遂げたいんだよ」と。

死が二人を分かつまで、ってやつだねえ。
いつも私のラブラブムードはかわすくせに(笑)
そんなことを思ってたらしいお兄さん。

私もその覚悟だよ。先は長いけどがんばりましょう。

最近家やら結婚式やらのことで
こういう話をゆっくりすることもなかったから
結果的にはなんだかいい時間だった。

こうやって夫婦の形ができていくんだろうな。


コハル |メール ひとりごと。

文字が変わる投票ボタン↑
My追加