Diary


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2003年07月30日(水) 懐メロ女王

職場の若手諸氏と晩ごはんを食べた。その後、Aさんのリクエストでカラオケへ。

ふだん私がカラオケに一緒に行く人たちは、同い年かちょっと年上の人ばかり。具体的には「1973年生まれの私」と「1970年生まれのI氏」の共通の知人と行くことが多いので、必然的に、その年代の人々と同行することが多いのである。

必然的に、「勝手にしやがれ」(ジュリー)を歌えば全員が両手を挙げて体を左右に揺らし、「ロマンティックが止まらない」(C-C-B)を歌えば全員が「ラミドゥ〜」と唱和するのである。

しかし、本日のメンツはみんな私より年下。具体的には、みんな1976年か77年生まれの、ピチピチの26〜27才。たった3〜4才の違いということなかれ。私たちが子ども時代を過ごした80年代は既に高度情報化社会。ヒット曲は月産され、生まれてはすぐに消えていく水面の気泡のようなものだったのだ。この空間で私がいつものレパートリーを披露したところで、みんなついてきてくれるのだろうか・・・。

そんなわけで、ちょっぴりココロに油汗をかきながら、少しずつ年代を遡って選曲していくことにした。

私としては、ヒット曲をセレクトしたつもりだったのだが、周囲の反応は以下の通り。

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○・・・全員知っている
△・・・知っている人もいる
×・・・誰も知らない
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●亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)2002年 ○
もともとは60年代のGSだが、リバイバルヒットしただけに、全員知っていた。

●天使のウィンク(松田聖子)1985年 ○
当時みんなは小学校低学年・・・。しかし既にスタンダードナンバーと化しているのか?聖子強し。

●スマイル・フォー・ミー(河合奈保子)1981年 △
一気に水を打ったように静まる室内。ムズ痒くなるようなアイドル全開の歌詞に、違う意味で笑いが起こる。

●ハロー・グッバイ(柏原芳恵)1981年 △
「あ、この曲知ってる!」「聞いたことある!」って反応されても寂しくなるだけです

●セクシー・ナイト(三原じゅん子)1980年 ×
三原じゅん子のデビュー曲は誰も知りませんでした。名曲なのになあ。「これってコアラと結婚した人?」って言うなあッ!!(>Gさん)

●飛んでイスタンブール(庄野真代)1978年 ○
前奏で全員が反応。一気に和む室内。おそらくこれは「ヒッパレ効果」ですな。

●みずいろの雨(八神純子)1978年 ×
再び沈黙する室内。朗々と歌い上げながらも皆の視線は痛かった。
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帰りはバスも電車もなくなっていたので、数人と三条から北へ向かって歩いて帰った。帰り道、Tくんが気を遣ってか「ボクも今度懐メロを練習してみようかなあ」と。・・・懐メロって何だよ!私にとっては現役ソングなのに!!


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