Diary
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職場にて、「最近、寝ている間に猫が上に載ってきて寝不足なの・・・」と同僚らに悩み(?)を明かした。
寝不足問題は結構深刻なのだが、やはりそこは「猫話」なので、ついついデレデレしてしまう。同僚らも「ああ、またタケハナさんの猫話が始まった・・・」と比較的クールな視線を向けていたのだが、そのとき若手同僚Oくんが「猫おばさんみたい・・・」とつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった。
「猫おばさん」とは、自宅に猫を何匹も飼い、それらを溺愛し、周囲の住民に変わり者扱いされている類のおばさんである。「ゴミ屋敷」等と同じく、どこの街でも聞く一種の都市伝説であるといってよい。
確かに私は自宅の猫を溺愛している。それは認めよう。しかし「猫おばさん」とは何事か!レッキとした20代婦女子に向かって「おばさん」とは!!
そんな感情を眼力にこめ、キッとOくんを見遣ると、Oくんは殺気を感じたのか身をすくめ、「いや、間違えました。『猫おねえさん』ですね!」とすかさず訂正した。
・・・いや〜、訂正されてもねぇ。
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