| 2004年05月14日(金) |
コミックス派なんだよたぶん。 |
100の質問系って答えるの好きなんですけど、作った方が低年齢の人だと どうも興味のギャップが激しくて答えるのに難しいような質問が多いので、 答えるのを諦めたのがいくつもあるんです。やってみたかったんですけど; HHで言うと、キャラグッズがどうとか、キャラ投票がどうとか、声優さんが どうとか。……うーん……まるで興味がないのでどう答えていいかわからない ですョ、こういうの。だって私、ほんといい歳なんだもん……。 たしかに小学生の時とかはキャラグッズ集めてたけどさ……。
声優さんには興味あるけど、どちらかというとあくまで「声優さんとして」 「ああ、この声、いいなぁ〜vvv」と萌えるタイプなんですよね私。 ほんといい声してる人っていますもんね!好みの声とか聞くと見たくもない アニメ最後まで見てエンディングで声優さん確認したりシテマスヨ;(マニア;)
そういうスタンスなので、声優さんの配役について一喜一憂したことはないです。 例として言うと、クロロの声は永野さんだと私は思っていませんから。 永野さんの声が嫌いというわけじゃないんですよ。だけどあれはあくまで アニメスタッフの選んで配役して作った声だから。 だからアニメはアニメとして永野さんの声で楽しむことはもちろんそれなりに できるんだけど、クロロの声=永野さんの声、では絶対にありえないの。 私の中でクロロの声はクロロの声として確立してるの。この微妙なこだわり、 わかるでしょうかねぇ……。
そういえば、↑の100質とかそういったのによく「原作派ですか?アニメ派 ですか?」とかっていうのがあって、はじめその意味がよくわからなかったん ですけど、今ならなんとなくわかるな。そしてきっと私は原作派、しかも コミックス派なんだろうな、と思うんです。 でね、このコミックス派っていうのはね、あくまでマンガ部分なんですよね、 表紙とかは除外なの。私はマンガ部分のイメージで小説を書いてるの。
たとえば色。 表紙はカラーなわけで、だからその色を「真実の色」として認識する人もいるで しょうけど、私は違うの。私はわりと表紙のカラー絵の「色」は無視しています。
なんて表現したらいいのかなぁ……。 表紙ってアーティスト写真みたいなもののような気がするんですよね。 フィルターかけたり効果かけたり色味をかえたり、ともすれば輪郭まで 修正しちゃうようなね。 だって、表紙のカラーって(アニメもそうだけど)、全体のバランスとか 華やかさとかそういったものを加味するために日本人の髪の毛でも黄色にしたり 黄緑にしたり水色にしたりするじゃないですか。瞳の色もね。 だからってみな髪を染めてたりカラコン入れてたりするわけじゃないでしょ? 表紙の色はデフォルメされたものだと私は思ってるんです。
そもそも表紙の色が真実の色だとしたら9巻で言うと、クロロの顔は「赤」で 瞳は「青」ってことになるじゃないですか。 瞳の色はあの巻を根拠に「青」って主張する人もいるようですけど、だったら 顔も「赤」だよ。赤鬼さんもびっくりのまっ赤かだョ……;;; だいたい顔もヘンだしさ。まぁ最初はああいう顔にする予定だったのかも しれないけど。(※私のクロロ基準は12巻。) そういえば初登場時がクロロの本来の姿だと主張する人もいますよね。 いまだにクロロをタレ眉とか言っている人もいるし……。私的にはキャラ立ち してきた、或いはキャラのデフォルメが確立してきた11巻から12巻あたりが クロロの真の姿だと思うんですけどね〜。(もっとも何をどう思おうと各人の 勝手だとは思いますけど。)
話を元に戻して。 アニメの色でもなく、表紙の色でもなく、だったら何を根拠にいかにも真実 よろしく私は色を描写しているのかというと、だからそれはやっぱりマンガ なんですよ、マンガそのもの!
私がクロロの肌を透きとおるような白、陶磁器のような質感、唇は血を刷いた ような赤、って描写をよく使うのは、アニメのクロロが青白い肌色をしていた からではなく、あくまで原作を読んだイメージからなの。
私はアニメを見るともなしに見ててついうっかりハマって、いきなりその 続きの12巻を買って読んだのがHHとのなれそめですが、だからHHを一番 最初にちゃんと「認識」したのがこの12巻なんですよね。 だから私のクロロのイメージは全て12巻のクロロです。(これはずいぶん前から 言ってるけど)
私はマンガ大好き人間なのと、それから超感覚人間なせいもあるかもしれないけど、 あの白と黒だけの世界にもね、ちゃんと色を感じるの。 そして私にとってはその感じた色が真実なの。 表紙とかじゃなくて、物語の中のその色が。
たとえば同じマンガを違う人が読んだら違う色を感じるかもしれないけど、 それはそれでいいと思うんですよね。私の感じたイメージが万人にとって 正しいと言うつもりはないし。 だけど私のイメージしたものは「私にとっては」絶対なの。これはもう譲れない。 だって私にはほんとにそう見えるんだから。 空が青く見えるのと同じくらいはっきりと、私にはあの黒と白だけの、音のない 誌上のマンガに色も感じるし、クロロの声もはっきりと聞こえてるの。 だから、私にとってはそれがまぎれもなく真実だから、ああも、いかにもそれが 真実みたいに描写してるわけです。小説上で。
だから「そう見えない」人が読んだら「なにそれ?」って思うんじゃないかな? 12巻を読んでもクロロの肌の白さを感じなかった人なんかはさ。 「なんでクロロの肌の色が白いわけ?」ってね。 だって私にはそう見えるのよ。どう見てもそう見えるの!(笑)
(ついでに言うと、だから11巻の表紙のクロロがぜんぜん色白ちゃんじゃ ないのも私内で完璧無視!私にとって重要なのは「物語の中のクロロの イメージ」だから)
そしてここまではっきりとした固定のイメージをクロロにしてもヒソカにしても 旅団にしても抱いているので、けっこうイメージの違うものには違和感を 感じたりするんですよ。(そのぶんイメージのピッタリ合ったものに出会った 時には狂喜乱舞なんですけど。そりゃもう我ながら呆れるほどに;)
そういう……キャラのイメージが私の中でしっかり過ぎるほど出来上がって いるというのも、もしかしたら「リバ無理」な心情に繋がるのかもしれないですね。 小説書く人には私みたいな人、多いんですよ。例外もいるでしょうけど。 少なくとも私がこれまで笑えないくらい長い時間を過ごした同人生活で出会った 小説書きさんはみんな私みたいなタイプだったので、小説書きって皆そうなのか なぁって漠然と思ってマシタ。 っていうか私みたいに不器用な人はそのくらいイメージにどっぷり浸かった対象 じゃなきゃ小説なんて書けないんですよね;器用な人は別なんですよきっと;
ああまた脱線しちゃった。リバ話はどうでもいいんです。 色や声やイメージについてちょっと話したかったんです。 「なんでクロロがミルクプリンなんですか?」って質問をいただいたので(笑)。
結論。 12巻のクロロが「そう」だったから。(私認識で) (※そして11巻の泣きクロロで更にミルクプリン度アップ☆)
……っていうか小説アップするの先にした方がよかったんじゃ……;;;
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