まったりぐったり日記 メモ 夏古
2005年05月16日(月)  ■「いつかパラソルの下で」感想〜
いやあ、寝坊の出来る平日なんて何日ぶりかな!
こんにちは、あっという間に自堕落生活に戻ってる夏古です。

ネタバレはたぶん無いけど、ちょっとでも嫌だな〜と思ったら回れ右してくださいね。

いつかパラソルの下で/森絵都 感想
読みました!深夜の二時まで粘って読み終えました!
「森絵都っていいなあ〜(ぽやーん)」って感じです。
カラフル→DIVE!!→永遠の出口、と来て、今回でようやく森絵都テイストやパターンが掴めました。結構似たようなキーワードがどの作品にも共通してあるよね。作者はその自覚があるかどうかは知らないけど。
…脱線脱線。感想ね、うん。
全編に渡って不倫だとかなんだとかが全面に押し出された話ですけど、読み終わると「清々しいなあ」の思いしか残りませんでした。これってちょっと、よしもとばなな作品の雰囲気に似てる。
あと「雰囲気が児童文学のようなのに、内容は大人向け」ってところがまた新しいかなあと思います。
今までの作品はヤングアダルト向けだったんだな、と改めて思うほどちょっと生々しい表現も多々…っていうか引っ張りだこだけど、それでも森絵都テイストがちゃんと残ってるのに感動した。
この人の書く話はどれも最終的にはやわらかいんだよなあ、ほんと…。
あと、続きを知りたい・読みたい、と強く思うことも今まで無い。話はこれで完結したんだっていうのをしっかり感じるからってことじゃなくて、「このあとのそれぞれのキャラクターの未来はまだこれから。この先を想像することは出来ても、私たちは見ることが出来ないんだ」っていう感じがするんだよね。見ちゃいけないというか見ることは出来ないというか。
もう今まで何回も言ってるけど、ほんと森絵都作品っていいなあ…。
私のツボにヒットしてるとかっていうよりも、ものすごく彼女の言葉に癒されてるほうが大きいかも。
他の作品はあんまり見たこと無いんで、そろそろ活字中毒復活したいです。
森絵都を知らない大人の人にお薦めしてもいいかなあ…。って感じでした。
いやあいい話だった。


あとこの前テレビでやってた「エボリューション」も見ました。
映画公開した当時見たかったんだけど、親父に連れて行ってと頼んだら「そのうちテレビでやるから」とあっけなく返り討ちにあった曰く付きの映画ですよ。
「SFコメディ!?ミックスするんだすげえな」と思いながら弟と母と三人で見始めたんですが。
ビックリするほどB級映画だねえ、これ!!(大・好・物)
母は途中で寝ちゃうし弟は勉強でそそくさ消えるし、すっごい正直面白くなかった。っていうか、笑い所が分かんない。
無駄にCGは豪華で巧いし、演技もストーリーも普通に面白いはずなのに、どうしたらこんなに笑い所で中途半端にしか笑えない映画になってしまうんだ…!
良かったー。映画専用ビデオに永久保存のつもりで録らなくて。
今日早速内Pで消します(貧乏人は重ね撮りが必須条件)。

つうわけで昨日は森絵都読破してました。
明日は朝から「真下正義」と「弥次さん喜多さん」見てくる予定です。
やっほう。3ヶ月ぶりの映画館での映画だー!
レディースデーじゃないから普通に高いけど、んなこと知ったこっちゃねー!(バイト代入ったので)
帰りは都まんじゅうと舟和の芋ようかん買ってーこよーっと。
久しぶりの都会(語弊有り)への遠出…!
天気晴れだといいなあー。
んじゃ!明日はルンルン♪の予定ですのでこれで!
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