まったりぐったり日記 メモ 夏古
2004年05月18日(火)  ■「天国の本屋」「恋火」「ドラリバ」
通販で買ったサンダルに足が入らなくて泣きそうです。
やっぱちゃんと履いて決めないと駄目なデッカイ足なのよー!
しかもその通販会社、調べたらあまり噂のよくないとこでして。
返品してもお金が返ってくるか分かんないらしい…。
いーやー!!心の中で泣きながらこんにちは、夏古です。

一昨日、本屋さんで
・「天国の本屋」(松久淳+田中渉)
・「恋火」(松久淳+田中渉)
・ダレン・シャン10-精霊の湖-
・ドラゴンリバイブ1巻
を買ってきて、ダレン以外は読みました。
ちなみにダレンは「奇怪なグロテスク」が異常にグロくて止まっています…。

■天国の本屋/松久淳+田中渉/かまくら春秋社
6月5日からロードショーになる、映画「恋火」(→映画「恋火」公式サイト)の原作で、「天国の本屋」シリーズの第一作です。
普通のハードカバーにしては小さいサイズ、新書ぐらいの大きさといえばいいのかな。
そして本にしては珍しい、左開きで、中身も横書きです。
ページ数もそんなにあるわけではないし、ところどころに水彩で描かれた絵が入っていて、絵本の雰囲気にも似ているので読みやすかったです。
内容は、「天国の本屋でアルバイトをすることになったさとしが、心に傷のあるユイに恋をして――」というラブストーリーになってます。
が、愛だ恋だというよりは、心の暖まる話だと思います。
読み終わるとちょっとだけでもふわふわっとした気分になります。
「天国」という世界観もちゃんとかかれているし、登場人物も天国の本屋で仕事をしている人々がみんな変わった人で、短いながらもテンポがよく楽しめる要素は充分詰まっています。
本屋さんの話なだけに本の紹介も多くて、本好きにはたまりません。
さとしの朗読に対してみんなが耳を傾ける場面など、私も一緒になって「泣いた赤鬼」を見入ってしまいました。
最後のシーン、いつの間にそんなことに、と思っていたんですが、今もう一度本を開いたら、一番最初にあるじゃないですか!
ああ、これいい本だなあ。
話の中に朗読をするシーンがあるのですが、この本も朗読で聞くのに向いていると思います。
是非読んで下さい。オススメします。

■恋火/松久淳+田中渉/小学館
上に同じく、6月5日からロードショーになる、映画「恋火」(→映画「恋火」公式サイト)の原作で、「天国の本屋」シリーズの第三作です。
この作品は普通のハードカバーの大きさだし、右開きの縦書きで、絵も少し入っています。
世界観や、メインの人たち以外の登場人物も一作目とほぼ一緒です。
でも「恋火」から初めて読む人のために説明もちゃんとしてあります。とても親切。
お話は、「職を失ったピアニストの健太は、天国の本屋でアルバイトをすることになるが、そこで聴力をほぼ失った元ピアニストの女性に出会う。そのころ現世では、商店街復興に奔走する香夏子が以前行っていた花火大会を計画し、『伝説の恋する花火』を作っていた花火師に出会っていた。健太と香夏子は、それぞれ『ある悲しい恋の結末』を聞き、ある決意を胸にする――」という、切ないけど、純粋な恋のお話です。
何かひとついうとネタバレになっちゃいそうで怖いのであまり言えませんが、「天国の本屋」に同じく、心暖まるお話です。
最後、終わってからが気になる展開になっていて、こういう終わり方なら好きだなーと思いました。
今回も本の紹介が何冊かあって、「しろいうさぎとくろいうさぎ」の話ってこんなだったんだ、と感心してます。
「天国の本屋」に比べ、朗読するにはすこし長いので、夜に一人で花火を思いながら読むのもいいかなあと思います。
映画を観る前に、一足先に感動してみてはどうでしょうか。

■ドラゴンリバイブ1巻/井田ヒロト/スクウェア・エニックス
月刊ガ●ガン5月号にて無念の打ち切りにあってしまった通称ドラリバです。
やっと買ってきましたよ、一巻を!!
しかも、もう5月なのに1月の初版を手に入れてます。
やっぱいいですよ、ドラリバ。
この無駄にすっごいテンションの高いところがいいね!!無駄に!
もちろんカバー裏もみましたが、二人(のモデル)はまさか●●だったなんて…!!
そしてヤスの日記(を書いた方)が素晴らしいのですが…!(笑)
「同年代」って、ミナイやヤスは一体いくつぐらいなんですかねー。
15ぐらい?
2巻にはそういう設定も載るといいなあ、FULLAUTOとデビュー作(読んだことない)ともに。
そして一番哀愁を帯びてるのはおまけページですね…。
「人気をあげるにはどうしたらいいか」なんて考えてたんだ、考えてたんだー!!
ううぅ…、もっと早く一巻を買って、バンバンハガキ出してれば良かったよ私!!!
何回も言ってるけど、もちろん井田ヒロト先生の次の連載あるんだろうな、ガン●ン編集部め!
大切な10年来の読者を失くしたいのか!!くそっ!
ってことで、井田ヒロト先生の次回作を楽しみに楽しみに、そりゃもう楽しみに待っております。
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