2002年09月18日(水) まんじゅしゃげの華

いやあ。

1ヶ月近く更新をしなかった間に
私はアルバイトを辞め、
ある夜は
5年ぶりに会った高校時代の友に
今付き合っている年下のオトコノコの自慢話を延々聞かされ、
しまいには「好きだよう」と言って泣かれ、
私はなんだかグッタリしてしまって、
また別の夜には
新宿の高層ビルのむやみに夜景の綺麗なレストランで
官能劇画なんか出してる出版社に勤めてる友達と
サブカルトークに華を咲かせ、
酔ってもいないのに雨の中CoCoやリボンを唄って歩き、
私は久々にハイになってしまって、
でもそれ以外は何をしたか全く覚えておらず、
気付けばもう追試の2日前…!


そういや、先週の土曜日は「曼珠沙華バスツアー」
というのに行ったんだっけな。
行き先は埼玉にある有名な彼岸花の群生地。
一面に咲き乱れる真っ赤な彼岸花の鮮やかさ、毒々しさ!
ここはドコ?黄泉の国?
そんな光景を夢見て、はや2年。
実は去年もここに来たのだけど、
去年は少し花が咲くのが早かったらしく、
私が行った頃にはもう茎しかなかった。
ならば今年こそは!と思ったのだが……駄目だった。
今年は少し花が咲くのが遅いらしく、
まだ茎しかなかった。
「100万本が咲き乱れる」とパンフにはうたってあるのに、
実際見たのは25本。
ああ、せつない。
来週、ひとりで出直します。
ネバギバッ!
…はあ。

唯一よかったのはツアーの途中、休憩に立ち寄った
荒川上流のナガトロという所だ。
そこではライン下りをやっていたので、
もちろん私も参加した。
私は川下りだとか、水上バスだとか、遊覧船だとかに
目がないのだ。クセなのだ。

木の舟の前と後ろにひとりずつ船頭がつくのだが、
ひとりはの寡黙に体を動かす感じの男気溢れる兄さん。
竿一本で流れに立ち向かう後姿は、
か〜っこいい〜。お・と・こ・ぎ〜!
おっと、振り返る笑顔がまたサワヤカだ。
もう私は見事に締まった内腿に釘付け。
あの舟を漕ぐ動きがポイントと睨んでいるのですが、
船頭さんは下半身がわりとスリムな人が多い気がする。
ふんどしとか似合いそう。
うらやましい。
あ、ふんどしがじゃないですよ。

もうひとりは、軽妙な語り口の
襟足をピンクに染めたウルフカットの兄さん。
もんたよしのりみたいな声だ。
豪快な荒川の流れとヤンキ−テイストの織りなす風情。
乙だねい。


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れんこん [MAIL]

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