| 2006年12月03日(日) |
日常の小さなショック |
先日、実家の母が私のために新しいコートを買って送ってくれました。 地元の服屋さんでかなり安かったそうです。 今年で確か4年目くらいになるコートを昨シーズン着ていて今年も着る気満々だったのですが、「汚れは落ちないし、色も煤けてるし、見ていてかわいそうだったんだもん」だそうな。 何だか嬉しいやら情けないやら… で、今日は寒かったので早速それをおろして出勤。 結構軽くて暖かいのでなかなかご機嫌でした。
問題は帰宅時。 ちょっと寄り道していつもと違う駅から地下鉄に乗ろうとした私が、自分の降りる駅の改札に近い乗り場に並ぼうとしたその時。 先に並んでいたおばちゃんが私と全く同じコートを着ていました。 …何故だ。何故よりによって市内で買ったものでもないコートと同じものを着た人にまんまと巡り会わなくてはならないのだ。北海道はとっても広いのに。 しかも同じ年代ではなく、どう見ても50代くらいの女性。 結構気に入っていたのに、自分が気に入るセンスはやはりおばさんくさいのだということを感じずにはいられませんでした。 しかも女性も「あ」って顔するから、思わずその場から立ち去ってしまいましたよ。 よくわからないのですが、何かに負けた気分。 いや、着ますけどねこれからも。 でもショックの余波でついさっきまでハンガーにもかけずにぶん投げてましたよ。ダメじゃん。
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