徒然なるままにときど記
本好き馬鹿TORYが、主に本以外の話題について(笑)
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2001年10月23日(火) 今更ながら…?

先日図書館に行った際、突如思い至ってパトリシア・コーンウェルの『検屍官』を借りました。そして今日読んでみました。
筋金入りのミステリファンにとっては上記の通り「今更」です。人気シリーズの1作目ですからね。
でも私が思いつきで「アレ読みたいなぁ」と言った場合大抵の人は「今更?」と訊くので、多分いつもの行動なのでしょう。
まぁ、理由の中で最も大きいのが森先生が「ミステリィ研究室」で推薦してた本(または作家)の中でシリーズ全てが揃っていたのがこれだけだった、ってあたりが何とも単純です。(ちなみに実際本にあったのは2作目の『証拠死体』)

話の筋は、連続婦女暴行絞殺事件を40歳の美人検屍局長が追う…というものです。詳しいことは書きませんが確かに面白いです。
私はミステリでも何でも登場人物に魅力があるかないかで好き嫌いを判断しがちなところがあるのですが、それが良いのですよ。
主人公(考えて動いて推理する人)の一人称で書かれているのが私にとっては新鮮だったのですが、その主人公が苦悩する姿が辛いけど素敵です。
女であるがゆえに成功すればするほど妬まれ、小さなミスをつついてその地位から引きずり落とそうとする人が出てくるんですよ。ちょうど某外務大臣に似た構図なのでしょうか?
謎そのものもそうですが、そういう辺りの駆け引きと主人公が抱える孤独感が読んでいて惹きつけられました。
「今更」でも読んでよかった作品と思います。自分的に好き度Aランク(借りて読んでも後から絶対全部揃えるまたは揃えようとする)とまではいかないですが、きっと後のシリーズも借りてきて読むことでしょう。
まずは森先生かシリーズ中最も好きだという2作目ですね。


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