えがにき
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2002年03月02日(土) オーブラザー!

えーと、隣の人は寝ていました。前の席のカップルは牛乳パンといよかんを仲良く分けて食べていました。おじさん2人連れがどうしてこの映画を観に来たのか。少し聞いてみたい気持ちがしましたがさわらぬかみにたたりなしですね。触らぬ髪、もとい障らぬ神で今思い出しましたが、再後列で座っていたのですが途中背後に人の気配を感じました。気のせいではない筈です。映画館は子供の生えかわりの頃の歯のように隙間だらけでしたので、わざわざ立って観るはずもなく。まあいいでしょう、気にせずとも。…。

この監督兄弟の映画はわたしは初めてみるのでした。高度なところでねじれていておもろいなという感想です。最後のクライマックスシーン(わたしの中だけかもしれないけれど)静かな盛り上がり。あにゃー。すごいわ。

あのおじさんの言ったことはそうだったわけですが、それが指し示すことは今の自分にもしみいるのでした。そういう意味でいちいちコマコマ見るんではなくて、こう、高い一定の何かを保ちながら観ていると非常に面白いのであります。

脱走する三人組というのは鎖で繋がれていたわけですが、あんなふうに簡単にキャベツ畑の中を逃げられるものなのですね。

スパイにスコッチ、伊達男に伊達男。うぬ。



さかなみち |MAIL

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