愛し、いとしと言うこころ

ふと思った。 2003年01月24日(金)


1995年1月17日は震災があった。
いつの間にか、もう8年もたっていた。
(17日はちょっと前だけどね/汗)

その時、私は中学1年生だった。
今の家ではなくて、前の家でのことだった。
まさと同じ部屋で、私は2段ベッドの上で寝ていた。
6時前に、大きな揺れがあった。

揺れていたとき、ベッドの下から、
「おねえちゃん、起きてる?」とまさが声をかけてきた。
「うん、起きてるよ」と私。
なんとものんきな姉弟だった。
そうしたら、隣の部屋から母が飛び出してきて、
ガスの元栓を締めに行っていた。
その慌てように、私たち姉弟はカンペキに目が覚め、
起きて、父がテレビをつけたので、それを見た。

そうしたら。神戸の街から、
火の手が信じられないくらいたくさんあがっていた。
それは今でも忘れられない映像。
はっきり覚えている。
うちの被害はというと、家具が動いたのと、
食器棚から食器が落ちかけただけで、
実害はなかった。

とりあえず学校へ行ったら休校になった。
ある友だちは、ドアがゆがんで家から出られなかったという。
私たちの住んでいたところは、そんなに被害はなかったから
揺れがとても怖かったのを覚えているだけだけれど。

それからしばらくして、
西宮から転校生がやってきた。
震災で家がつぶれて、大阪まで引越ししてきた女の子である。
私はその子ととても仲良くなって、彼女が西宮へ
帰っていってしまってからも、いまだに仲良くしている。

毎年1月17日が来るたびに、震災がなかったら
彼女とは会えなかったんだなぁとしみじみ思う。
これが不思議な「縁」なのかもしれない。

ご縁(五円)は大事ですね、やっぱり!←しつこい


ちなみに、しょうちゃん(当時7歳?)は寝ていました。
なんにも覚えていないそうですー



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ゆう MAIL

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