1995年1月17日は震災があった。 いつの間にか、もう8年もたっていた。 (17日はちょっと前だけどね/汗)
その時、私は中学1年生だった。 今の家ではなくて、前の家でのことだった。 まさと同じ部屋で、私は2段ベッドの上で寝ていた。 6時前に、大きな揺れがあった。
揺れていたとき、ベッドの下から、 「おねえちゃん、起きてる?」とまさが声をかけてきた。 「うん、起きてるよ」と私。 なんとものんきな姉弟だった。 そうしたら、隣の部屋から母が飛び出してきて、 ガスの元栓を締めに行っていた。 その慌てように、私たち姉弟はカンペキに目が覚め、 起きて、父がテレビをつけたので、それを見た。
そうしたら。神戸の街から、 火の手が信じられないくらいたくさんあがっていた。 それは今でも忘れられない映像。 はっきり覚えている。 うちの被害はというと、家具が動いたのと、 食器棚から食器が落ちかけただけで、 実害はなかった。
とりあえず学校へ行ったら休校になった。 ある友だちは、ドアがゆがんで家から出られなかったという。 私たちの住んでいたところは、そんなに被害はなかったから 揺れがとても怖かったのを覚えているだけだけれど。
それからしばらくして、 西宮から転校生がやってきた。 震災で家がつぶれて、大阪まで引越ししてきた女の子である。 私はその子ととても仲良くなって、彼女が西宮へ 帰っていってしまってからも、いまだに仲良くしている。
毎年1月17日が来るたびに、震災がなかったら 彼女とは会えなかったんだなぁとしみじみ思う。 これが不思議な「縁」なのかもしれない。
ご縁(五円)は大事ですね、やっぱり!←しつこい
ちなみに、しょうちゃん(当時7歳?)は寝ていました。 なんにも覚えていないそうですー
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