徒然なるままに…
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| 2004年04月08日(木) |
なんにも書かなかったら。 |
何を書けばいいんだろうか。 今日一日、何もなかったわけではない。 けれども、書くべき事は何もない。
『なんにも書かなかったら、みんな書いたことになった』 そうかもね。 うん、そうかも。 やっぱり中原中也は、核心を突いていたんだ。
文学なんて、何の役に立つの? ほんと、一体何の役に立つんだろうね? 目に見える形では、あまり役に立ちそうもないもんね。 でもね、大切なことって案外そういう形であるものだよ。
存在意義が明確なものは、その存在意義がなくなった時 即切り捨てられる。 でも、その存在意義が曖昧なものは、意外と長く残ったりする。 極端に言えば、文学なんてなくても生きていけるのだし。
意味がないように見えるものにこそ、大切な事が隠されている。 見逃さないように、しないと。
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