みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2002年10月03日(木) ヤドカシザクラ

めまいのする日は世界と自分の間におぼろに距離があって面白いです。
ゆれているのは世界でも僕でもないのに,確かに揺れている何か。

ゆれているのは今現在。


と,この日は作業に夢中になっていたので日記を書かず。

昨日に病院にいくことができなかったので,仕事を休んだ。
ぼんやりと午前中をすごしつつ,前の日の分の日記を書く。
勢いで書き始めた「好きな生き物シリーズ」が案外面白い。
いつまで続くものかしらん。
資料なしにうろ覚えで書いているからなあ。

もういい加減にやばいよなと思って病院に行き。
途中で診察券と保険証と免許証を忘れたことに気づいて戻る。
これがかなりのタイムロスとなり,診察の受付に間に合わなかったのだった!
ああああああ間抜け。間抜け。間抜け。
しょうがなく,公立病院で検査を受けるのはあきらめて,近所の内科に行く。
「以前,職場の検査で貧血でひっかかったんですけど…」と言うと。
「朝ごはん食べてきちゃったら血液検査なんてできないんだよー!?」と言われる。
むー,がんばって朝ごはん食べたのにな。
吐いちゃったけど食べたのにな!
むーむーむー!

ともあれ。
めまいと急激な吐き気は軽い貧血と低血圧と胃が荒れていることのあわせ技とのこと。
ぶっとい注射を二本打たれ,漢方薬を飲まされ,どろりんと病院を出たのだった。
結局具体的なことは何もわからなかったのでありました。
まあ,8月から毎週土日に何も休まずに生活をしていたので,しょうがあるまい。

家に帰ってちょっとネットをしてまたうつらうつらと眠る。

夕方ごろにもそもそと起きだしたころに「波」が来る。
創作の波である。
俄然,はがきサイズのブレダン(版画用紙)を120枚ほど湿す。
んでもって版木に水を吸わせた後,ひたすらに刷る。
刷る。
刷る。
刷る。
6時以降深夜2時まで刷る。
6種11版を約120枚,刷りました。
こんなに売れるわけはないとわかっているのだけれど。
絵描きの習性というか。
版画なんて何十枚か刷って,そのうちにようやく見れるのが何枚かなんだから。
店頭でうる分はともかくとして,友人に渡す分には,ちゃんとサインを入れようと思う。
いらんかもしれないが,わざわざ僕に声をかけてくれたのだから。
これはきちんと僕が最初から最後まで作りました。
と。
おずおずと,それでも胸を,張り。

どうでもいいが仕事休んだ日に夜更かしするなよ自分(苦笑)

金・土・日の分の日記もちゃんと書きますですよ。
お店屋さんはとても楽しかった。



今日のタイトルは「ヤドカシザクラ」。
枝垂桜の一種,主に中部地方以南の山間部に見られる桜で,桜の原種に近いとされる。
桜の中では比較的に,枝分かれする位置が高く,地上2.5m〜3mで枝分かれする。
太い枝がゆったりとドーム状に垂れ下がるのが特徴。
葉の密度が高く風雨をしのげるため,古来,旅人の休息に利用されていた。
花の時期が遅く4月下旬〜5月ごろに,ごく淡いピンクの花をつける。



今日のお楽しみボタンぽちっとな。

↑押すと文章が変わったりのアレだ。
え。
おいらは東京に行ったことないよ!
ないよ!
ほんとだってばー。

ほ,ほんとだってばー。


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11000は申告ありませんでしたー!!
号泣。

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