内陸部ではけっこう雪が積ったらしい。 だけど、 海沿いでは深い海鳴りがするだけで、 みぞれ混じりの雨が痛い音を立てる。 ほころび始めの梅は散ったか、 水仙は白と黄が入れ替わるか、 心配などしてみるのです。
花は、冷たい季節に咲く花は、 なぜこの時期を選んで咲くのだろう。 晴れの午後など少しは暖まろうが、 誰も知らぬ夜中も、 凍りつく暁も、 心の底まで淋しくて 冷たくなってしまいそう。
科学的根拠があるんでしょうけどね、 なんだか感情移入して 見てしまうよね。 花や草木など、 体自体の耐久性が 強いです。 人間はそれに加えて、 心も強くなきゃいけないけど、 それは多少複雑です。 だから、他意の無い純粋な 花の強さになんだか 打ちひしがれてしまうよ。 曲がりくねって 強くあろうと 生きている私では。
* * * * いつか実を結ぶために 冷たい風に耐えている。 * * * *
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