秋雨がしとしと、 上着をいちまい、 肌寒さが人恋しさ。
雨が空気を冷たくしてしまう。 もう9月まで終わってしまうね。 おばちゃんたちと話すのも、 月日の経つことの早いということばっか。 でもね、ほんとにほんとにそうなんだ、早いんだ。 ふとんにくるまる、上着を羽織る、 くつ下をはく、毛布を出してみる、 窓の外の冷たい空気、 この流れ、好きだなぁ。
今でもどこかに行ってしまいたいと思っているし、 今でも誰かのために何か一つでもできたらと思ってる。 別の道の可能性が幾らでもあることを、 後悔していないし、 現状に不服があるわけでもない。 ただ平行線上にある手が届きそうな世界を きらきら光る石でも見るように大切に思っているのは確か。 気持ち一つでいつでも出来る、いつでも行ける、 いつでも手が届く、 それを思うと、毎日夜が来てもその先が明るくなる。 何も変わらなくても、思うだけでその先が開けてくる。 希望というのは、こういう感覚なのかもしれない。
欲を言えば幾らでも口を突いて出てくるだろうから、 私はこれ以上望むことを出来るだけ自ら抑えよう。 こんな人間でも、生かされていることを幸せに思う。 小さなことで悩んで、凹んで、腐って、 小さなことで喜んで、飛んで、舞上がって、 突き放されたと感じても、 もうダメだと打ちひしがれて干上がって、 それでも今だけはまぁいいかと思えたら、 なんにも怖いものはないでしょう。 与えられた現状にはきっと意味があると信じてる。 望まざれば得るべきもの 自然と現るべし。 周囲に欲するよりも、自ら与へ、 自らの心の内の闇晴らさば、 即ち理を悟るに足る。 答えはなんにも分からないけど、 自然体で無理をせずにいられたらなぁ。
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