遠い台風の影響か、 曇り空、不規則降雨。 アンニュイな深緑に花の色は萌えている。 でもサルスベリは夏の終わりと共に 色褪せてきた。 秋が深まると、その葉は燃えるように 紅くなる。
中村のじぃちゃんの自転車のカゴ でっかいソーメン瓜が3つ、 ふらふらしたら落ちちゃうよ。 種を播くんだとさ。 さざえ獲ったり、わらび採ったり、 野菜育てたり、で、合間に道の駅に お酒飲みに来たり。 なんかいいな。 じいちゃんと私は呼ぶけれど、 歳は72歳で意外と若い(失礼) みんなはおじさんおじさんと呼ぶけれど、 どうも死んだウチのじぃちゃんと 似てるような気がして、なんとなく。
人の気持ちはもろいな、 いつもぶれないで 強く堅くありたいと思うけど。 そう思えば思うほど 人の気持ちのもろさをかんじる。
今日はひねもすピリッとしない空模様。 空気は少し肌寒くて、それでも湿気は満ちていて、 秋雨というより、むしろ梅雨時期のそれ。 灰色と深い緑の外庭、黒い国道、 トンネル手前で事故のため通行止めの知らせ。 社用郵便出すのにすぐそこのポストまで、 ちょぃと足を運んだら、風のにおいに胸が震えた。 なんてことない一日、それが核心に触れた。 重ねていく日々に、埋もれていくだろう一日。 今日発した言葉のひとつぶひとつぶ、 今日流れていった景色のいちまいいちまい、 今日起伏した感情のひとひらひとひら、 また風が季節のにおいを運んで、 夕陽や朝日が光の色を届けて、 そうしていくうちに霞んでいく一日、 さようなら。 もう思い出さないかもしれないけど、 自分の中からは消えない。 今日は9月7日です。
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