まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2006年04月17日(月) 針穴の魔法

久々になんにもない一日を
過ごすことに決めた心の中のゆるやかさ。
朝も好きなだけふとんでごろごろして、
でも10時を過ぎると
陽がまぶしいのでじっとしていられなくなる。
この前届いたブラウンシュガー、
:ポラロイドのピンホールカメラを
使ってみることにする。
家の周りをうろうろするだけだってのに、
いろんなカメラのお供をつけたいから、
おっきなカバンにペンタックスからロモから
ホルガから、三脚も、込み込み盛り込み。

ピンホールは、
想像を越えるカメラの魔法だったよ。
これがいちばん最初のカメラの原理。
こんな単純な仕掛けから始まった。
いちばん最初のいちばん単純なからくりは
いちばん不思議で神秘で
手が届きそうで届かない、ふしぎだぁ。
巡り巡るときっと命の地球の宇宙のはじまりまで、
だどりつくよ、きっと。

さて、ピンホールのはなし。
露出する時間がポイント。
太陽の明るさと針穴を開ける時間を
見計らっておかないといけない。
晴れた日だと2秒くらい。
とはいうものの、晴れた日でも、
同じ2秒でも、
場所によってかなり仕上がり具合が違うこと。
そして露光時間が長いということから、
人が笑ってる顔とか、動きのあるものとか、
被写体にむかないものがあるということ。
あえて動くものを撮って、
動線を映し出すのもおもしろい作品になると思うけど、
人物像の瞬間的な表情の描写などは難しい。
またものすごく広角なため、
被写体とカメラとの距離を
ぐっと近づけないと、
ほんとに想像以上に写したいものが
小さく弱く写ってしまうこと。
それらのすべてが今までの
カメラと被写体とに対する
考え方をぐぐっと変えてしまったのです。
こういうふうに考えることもあるんだ、って。
それぞれのカメラ、フィルム、
それぞれの思想があるってこと。
分かっているつもりでも、
こんなに普段使ってるカメラと
違いがあからさまだと、
じっくり考えさせられる。
すごく刺激になる一台。
知るきっかけを与えてくれた一台。
色合い的には全体的にぼやんとした
やわらかい印象。
正方形の枠。
現像時間は約1分半。
木目調のポラロイドピンホール、
ブラウンシュガー。
試行錯誤してそれでも
想像を越える写真ができて、
それも味。それがアナログカメラたちの味。
そ〜ですよね?!


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