望ましくない状況を思い浮かべては、それが、今まで知り得た全てのこと、全ての、狭い世界の背景に、如何にそぐわないか、それだけが安心させては、矛盾してまた不安を煽るのです。そういうおかしな思考の繰り返しで、日々のなかの一瞬だけが、正常に笑うことのできる光の急流を注ぎ込む。息もできず、前に進めず、刹那的に視界が開けるのは、此処だけ。すべてが愛しくて、苦いという。