| 2004年09月24日(金) |
小さなあわのくりかえし |
これから果てしない旅にでるのよ。曇り空の、白い光の中で、冷たく吹く風に、煽られながら。 水滴が手指に吸い込まれ、前頭葉に拡がる世界を果てしなく果てしなく描いては、ゆく道を引き伸ばしていくような感性でもって。塞がれた中で、光の急流が降り注ぐように開ける視界に目眩を覚えつつも、流されては、前にすすむのです。 そのうちに終点は見えてくるのよ。小さな水溜りの中の淡水魚のように、静止しながら呼吸するリズムを携えて、小さな水溜りの中で淡水魚のように、終結するのよ。そして次の旅立ちを、ひっそり待っているのよ。小さなあわが浮んでは消えるみたいな。
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