消防団長 隠居日記
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2002年12月08日(日) 今日という日を大切に

近所で、江戸時代から続く伝統的な市、というのが年に1回開催される。昔は生活日用品からテーブルや植木などさまざまな物が売られていて、活気があったそうだが現在、この物があふれている時代に細々とではあるが続いてる状態。
公園・街の一画を使って市を行っている。一部、道路を通行禁止にする。

そこで登場するのが、街の総合取り締まり係り(雑用係り)消防団だ。
朝9時〜夕方6時まで、道路を封鎖。そこに立っていて、「ここはとおれませんよ〜」という係り。

寒い。今日は特に寒い。
かなり着込んで行ったにもかかわらず、寒い。
この寒空に、立っている。他になにをするわけでもなく、立っている。
これってかなり退屈。仕事は車が通り過ぎるのを見てるだけ。たまに関係車両がきて、入れてあげる。それだけ。

何もせず、ぼーっと立っている。こういう仕事、つらいなあ〜、いや、これで金もらえるならいいのかなあ〜?でも、俺、金もらえないし・・・、なにやってんだかなあ?一人、霧雨に濡れながら自問する。

たまに仲間が来て、一緒にたっていても、なにもしゃべることもなくただ、「さむさむ・・・・」とつぶやくだけ。
長い時間がたってもう暗くなる。
やっと6時がきて、終了。

誰にも同じ時間の長さが与えられている。




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