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| 2004年04月21日(水) | 心揺れる事？ |
とるにたらないものもの＠江國香織を読んだ。
江國さんの文章が好きだ。
エッセイも、小説も、とある雑誌に載ってた手紙も。
江國さんの本を読むと色んな新しい考え方を知って
共感できてしみじみとしてしまう。なんか納得出来ることが多い。
なんだか透明度の高い人だと思う。好きだ。
物語を読むのが好きだ。
漫画よりも小説の方が物の描写が細やかでそういう所が好きだと言ったら
想像するのが好きなんだねと言われたことがあった。
水の入ったコップっていう表現があったとして、漫画だと一目瞭然だけど
「水の入ったコップ」っつー文章からどんなコップでどれくらい水が入ってて
って想像しながら読むって事は想像する事が好きって事でしょ？と。
無意識にやってることを指摘されたので、物凄く新鮮だった。
っつーか物語を読む＝想像する事と捕らえる考え方が素敵だ。
直感で生きてるので（笑）色んな事を説明を出来る人ってスゴイと思う。
江國さんの本は、我の中の曖昧な何かにしっくりする説明が
されているような気がする。（←めっさ曖昧）
あと、何か最近読んだ本の中で
忘れられないこと以外は忘れてもいいこと。
だから無理に忘れようとしなくてもいい。
っつーよーな事が書いてあって、スゴイなぁと思った。
人に何かを伝えるって、どんな方法であれ難しい事だよね。
いつも友達の言葉に新鮮さを覚えたり、感動したりする。
そんな言葉を使える素敵な人になりたい。いいなー。
