| 2010年07月06日(火) |
心に(傷が)残る名作 |
今まで書き散らしてきましたが、ちょっとまとめてみようかなんて思ったり。 私はやはり、人の心に傷を残せる作品が好きです。 もう少し穏当な言い方をすれば、見終えた(読み終えた)後では世界の見え方が違ってくるような作品が。
◆映画編 「エレファント・マン」 奇才デヴィッド・リンチ監督作品。心引き裂くような重い映画。ここまで精神をかき乱すものにはなかなか出会えない。自分の心のかたちをぶっ壊したいあなたへ。
◆小説編 「春にして君を離れ」/クリスティ 心理サスペンス。苦いというのか怖いというのか、とにかく読んだ者にしか語れない後味の作品。 最後の旦那さんのセリフが大好きだ。絶望という名の、愛情。
「隣の家の少女」/ケッチャム これもまた、人間の怖さを見せつける傑作。 ネタそのものよりも語り口が怖い。
「野菜畑で会うならば」/佐々木禎子 日本版『ライ麦畑』というところ。90年代の某事件を連想させて危ないが、その思春期の狂気には誰しも覚えがあるのではないだろうか。
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