早瀬の呟き日記

2010年03月27日(土) 染模様恩愛御書(2回目)

前半見れずに悔しかったので、初見の友人と一緒にもっかい行きました。
割引になっていたので。
実は昨日26日が楽だったのですね。

いやあ〜一目惚れから恋文攻撃、身分も地位もついでに妹も捨てて(笑)恋に生きる大川のアニキ! 素敵ですね!
まさにBLの攻ですよ。「欲しいのはお前だけだー」の世界ですよ。
しかも「ここまでやるのかよ!」と突っ込まずにいられなかった「初夜」のシルエット。ひぃぃぃぃ!

観客的にも笑うしかないというか。

2幕最初の質屋さんのギャグは今日も快調。
「惚れてまうやろ〜!」が追加になっていて笑いました。
クライマックスの、友右衛門御宝蔵へゆくの場面、2階席から花道を見ていたら後ろが明るくなって、まさかの2階席乱入。
おおーすげえ! よっ高麗屋!
友右衛門さん、御宝蔵の場所がわからず迷ったらしいです(笑)
1階席も駆け抜け、花道によじ登るときに3回くらい落ちてみせて、観客の方(たぶん後援会の方ではないかと)に手を貸してもらって上がってました。
さすが楽ですね。サービスサービスぅ。
火の粉代わりの銀テープの破片も景気よく飛びまくっておりました。
カーテンコールで皆様出てくるとき、飛びまくった銀テープのおかげで滑る滑る。
染五郎さんは思い切ってスライディングで登場(笑)
終演後プログラムを買おうと思ったら、友右衛門さん署名入りの「相果てましてござりまする」の貼り紙がありました。皆さん写メってました。(私もです)

いやはや、やはり面白い作品ですね。
再演熱望です。

さて、この作品キャストまで「BL」言ってましたが(笑)構造的にも確かに「JUNE」ではなくて「BL」だと思うんですよ。
何故かというと「社会体制に順応している恋」だから。
JUNEはまあ、言ってみりゃ不良の心理と同じで、既存の社会体制に対する異議申し立て(とその敗北)を恋愛が代弁しているのですが、BLは決して社会体制からはみ出そうとしません。
そういう意味で、「忠義」や「主従」「長幼の順」という封建制度から逸脱しないこの「恋」は、BLと同じです。
唯一逸脱した場面は、友右衛門が小者に身をやつしてまで数馬に会おうとした部分。
ここでは「攻(兄)の方が社会的地位が低い」のですが、殿様の取り立てによって結局元に戻るんですね。
友右衛門にそこまでさせた「恋」の反社会性が、封建制度の中に回収されてしまっているわけです。
誰が書いたか知りませんが、このライターはかなり戦略的に「観客受け」と「江戸幕府のご機嫌」とのバランスを取ったのでしょう。

追記。
公式ツイッターのログが笑えます。これって全部キャスト・スタッフさんの書き込みでしょうか。「終わりたくないです〜。大川様とまたやりたいです」って・・・ナニをデスカ??と思ってしまった私は腐女子。


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琳 [MAIL]