| 2010年01月19日(火) |
偉大なる青二才・小沢一郎 |
昨年秋にNHKスペシャルで放送された「証言ドキュメント 永田町 権力の興亡」全3回を見る機会がありました。 個人的には小沢一郎という人が好きとは言い難いのですが、政治家としての理念があり、民主主義の何たるかを理解している数少ない政治家だと思います。 そしてなおかつ、机上の空論にとどめない「大人の」実行力を備えている。 少なくとも彼は、耳障りのいい言葉で主権者を騙そうとはしない。 「我々の生活は民主党政権下でよくなりますか?」と質問した記者に対し、小沢は「よくなるか、じゃない。よくするんだ」と答えました。 「あなたらは政治を変える力を手にしているんだ。だから、文句ばかり言って何もしないでいてはいけないんだ」 こんなにはっきりと「主権者」の自覚のなさを叱りつける政治家を見たことがありません。 野中広務のように「政権とった後のことは考えてない」と言い放つような政治家ばかりでは困ります。 目先のことばかりに対応した結果は、いくつもの歴史が証明しているところです。 55年体制崩壊当時私は高校生でしたが、その目で見てもあの当時の政治は混迷していたがゆえに興味深かったです。 万年野党の社会党が与党になった途端「自衛隊は合憲」と言ったのも、「ああそうだろうな」と思いました。 アメリカを怒らせて得することなんかあるわけない。 それが政治の「現実」なんだと思いました。 「どんな政治も多少は邪悪なもの」と言ったのは誰だったか。
まあそんなわけで、いい加減スキャンダルで政権交代を狙う悪い癖を改めて欲しいと思います。 そういうのは昭和の民主主義で終わらせて欲しい。 あのとき細川政権を徹底して汚職で追い込んだようなことを、まだやろうとしているのでしょうか。 異論は承知であえて言いますが「この程度の」事件で政治家小沢一郎を封じるのは、いかがなものでしょう。
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