また帰って来たロンドン日記
(めいぐわんしー台湾日記)

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2003年12月09日(火) 【映画】34番街の奇跡  MIRACLE ON 34TH STREET

実は「ペイ・フォワード」を見る前にテレビでやっていた映画を途中から見ていた。
英題は「MIRACLE ON 34TH STREET」。直訳してネットで検索かけたらそのまま出てきた!

「34番街の奇跡」

イギリスもにわかにクリスマスづいてきたせいか、テレビでこの手の番組が増える。
ストーリーは至極簡単で「サンタクロースはいるかいないか」。これを法廷で争う。
どうということもない映画だったのだけど、
出来るだけ見た映画は書き留めておこうということで、書いておりまする。

「ペイ・フォワード」もそうだけど、アメリカという国はなぜかこういうシンプルな映画をよくつくる。
イギリスにいるとこういう単純さが懐かしく感じられてしまう。
ロンドンにいると、俺はやっぱり戦争映画か封建時代の映画などを見ることで気分転換をはかる。

イギリスって言う国の文化がややこしいのか、それともアメリカが単純なのか、、、
あんまり表面的に決めつけてもしょうがないのだが、やっぱり違いは厳然としてある。

ただ最近はあまりアメリカ人嫌いじゃなくなったな(笑
中国人も嫌いじゃない(笑

問題なのは、実際自分が出会う人に対しては「人それぞれ」という考えで
特に何人だからという制約が無くなっているにもかかわらず、
一般論で話すときに「〜〜人はどうのこうの」と言うような物言いが増えていくということ。
それもすごく極端な言い方をする。
でもそれは一種の冗談なんだけど、あんまり通じないなぁ。

例えば、

「一方的に決めつけるようなステレオタイプ化は良くない」

という意見を日本に帰ると(ロンドンでも?)よく言われるのだが、

『こういう言い方(ステレオタイプ化)は日本人がすごく嫌う。』(爆笑

と言うように、俺がふつうに話してしまうということ。
(少し分かりにくいかな、、、今日はレポート提出もあるし、うまく書けないなぁ)

現実的に他文化(日本国内でさえ!!)、他民族とかかわることになると、
強いイメージというのが必要になってくる。
そうでないと付き合えないからだ。
それを「ステレオタイプ化である」とか言って直面することを避け、
そういう物言いをいちいち糾弾していたのでは、
いつまでたっても他民族と対等なつきあいは出来ない。

あれれ、何を書いているのだ??
サンタクロースがいるかどうかという話ではなかったのか??(笑

きょうは「わや」(広島弁?)ですわ。


倉田三平 |MAILHomePage

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