今日図書館に寄ったんですけど、なんといきなり森雅祐「ベートーヴェンな憂鬱症」を発見。銀蔵ってより「はぐう」が頭をよぎりまくりました。 コピーしたものを「はぐう」に借りた覚えがあるなあ〜あれは「モーツアルトは子守唄を歌わない」だっけか?まあ、ともかく某古本屋でも見たことがあるような気がするんだけど、憂鬱は記憶にないようなので即借りました。 うわー読むのが楽しみ。 今、ちらっと見たんだけど昔立ち読みしたやつかも、でも全部見てないんでどっちにしろ楽しみ。 それにしても、このチェルニーっていい性格してるよな。 なにか「はぐう」に聞いたチェルニーと違う人みたいに思うのは間違いですか?近年漫画化されてたやつすらまともにコミックスで読んでないんで〜まあうわごとだとでも思ってください。 うは〜。しかし、チェルニーが「パタリロ!」のマライヒみたいじゃなくてよかったね。 森さんの書いたやつでベートーベンと土方がタイムスリップしてくるとかいう話を読んだことがあるんですが、やたら鮮明に覚えてるエピソードがホットドッグをしらない二人に主人公が冗談で犬のペニスなんだよ〜って説明するところです。そしたら土方はものすごーくいやそうな顔してベートーベンにあげちゃうんですが、ベートーベンは驚きつつ食べちゃうんですよね。なにか、犬のなんたらってもん平気で食われても微妙ですが、どうみても違うだろうってものを人間の言うことで納得してだまされる土方はどうなんだ。と思った覚えがあるんだよね。ベートーベンは冗談に驚いてあげて実は知ってたもしくは違うと見抜いてたのかもしれんとか思うと余計微妙。この話の土方は例のごとく微妙に耽美でさらに微妙。魔夜さんの挿絵の土方がバンコランとマライヒを足して二で割ったみたいでもっと微妙。もお、いっそ全編魔夜さんに漫画化してもらいたい。ベートーベンはあいかわらずな絵柄だったんで、まるでパタリロとバンコランにしか見えなくなりそうですが・・・。いってて嫌になりました。各話で美少年を悩殺する中年を土方がやったら泣きますさすがに。これでそのうち沖田が出てきてマライヒみたいになったら凄く嫌です。想像しちゃったじゃないか!! それにしても図書館や本屋って行くとへこむんだよね・・・。それが嫌。 本屋もやたら怖い題名の本とかいっぱいならんでるし、図書館も国別とかいうわけ方だと物凄い恐ろしい題名とか見ちゃうし、その手の本ってどのページ読んでも即気分大暴落をもたらすし・・・恐ろしいよホント。戦争ものとか犯罪もの、アンダーグラウンドものとか最悪です。ちゃんと分類してほしいよ。学術系じゃなくて興味本位恐怖をあおるのとかが目的のものとかスリルとか求めてのものとかでセンセーショナルな雰囲気とかを出してるものとか特に駄目。事実のほうが問題なんですが、それを扱う表現方法がさらに嫌。なんてーんですか、怪我してる人の手当とかそういうのは大丈夫なんですけどそれをフェチはいってんじゃないんですか〜な表現されるとスゴイ嫌。あわない他人の精神をフィルターにして見る世界は物凄い不快。世界で自分というフィルター越しにモノを見てるのでその差異に悪酔いする。 オエ〜!! 仲良くなれる人が自分にとって癒し〜なように癒し〜な本のフィルターは心地よいんですけどね。物凄く。ずっとこうしてたーいって世界観。 いや、ほんと色んな世界あるけど、どの世界をみるのも異世界だよ。 あるがままってのも、味気ないよな。でもそこは楽園なのか?
|