Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年07月18日(月) レシーブ人生

ついに梅雨明けとなりました。
既に熱射病での死者が出ている模様。
兎に角夏が苦手な私にとっては辛い知らせで御座います。

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今日はオフ。
通常通りの掃除に洗濯。
1週間分の必需品を買い出しに行ったりして、其れ也に。
しかし、今日は全日本女子バレーの最終日。対中国戦だ。
以前よりしっかりと予定に組まれている。本日のメインイベント。

そもそも私は中学生の頃からのバレーファン。
球技が下手糞なくせに、年に一度の球技大会では迷わずバレーを選び、バレー部の友達にコーチしてもらった想い出も。
朝練、昼練と頑張った。(放課後は本当の部活があったので、、、バレー部を横目で見ながら練習していたなぁ)

柳本ジャパンは、久々に熱中できるチーム構成。
とにかく、ひとりひとりの選手のキャラが素晴しい。
そして、チームとしての風合が堪らなく良い。空気感というか、ムードというか。彼女たちだからこそ作れた「輪」のようなもの。
ひとりでも欠けてしまったら、魅力は失われてしまう。
だから、今回のリーグ戦は一戦たりとも見逃さないように全てDVD録画。

チームプレーというものは、ダンスにも繋がるものなので、どこかダブらせながら見ている部分もある。
何度もステージを作ってきたけれど、全く同じメンバーで同じような舞台をやることなど一度もない。
その時に集まったメンバーと、その時に踊ったものは、その時だけのものだから貴重だし、心に残るのだ。だからこそ、本番には「これでお別れなのだ」という気持ちが募って、気合いがはいる。
極端な言い方をすれば「人生の縮図」とでも言えるのだと思う。
二度と同じ時間は戻らないし、花咲く時は瞬く間に過ぎ去る。一緒に過ごした仲間との時間や想い出も、気付く頃には過去のものになっていて、同じ思いを望んだところで、決して戻ることはないのだ。

もし、大友選手が全日本に戻ってくることがなかったら、今回のような魅力的な雰囲気のチームが成り立ったかどうか。
それは、当然他の選手がそこに存在していたかどうかも同等に問われる。
誰ひとり欠けても、其れには成らなかったのだ。
その場にいたひとりひとりには、それぞれのヒストリーとバックグラウンドがある。それぞれに苦行を乗り越え、チャンスを掴んで、そして集まった。
あと数年生まれるのが遅かったり、早かったりしたら。
もし怪我や病気をしてしまっていたら。
ほんの小さな理由ひとつで、もしかしたら、その場にはいられなかったかもしれないのだ。
考えれば、全てがミラクルだ。
同じ時代に生まれ、同じものを好きになり、違った場所に存在しながらも、各々に成長し、実力をつけ、ひとつの舞台のために集まった選ばれし者たち。其所には、単に「運」として選ばれたわけではなく、自力で選ばれるように進んで来たという真実がある。
もし、柳本監督が大友に「戻ってこい」と言ったところで、彼女が本当にバレーをやりたくないと心に決め、それが揺るぎないものであったのならば、いくら選ばれていたとしても、あの舞台には乗らなかっただろう。
私たちはテレビの中で可憐にスパイクを撃つ彼女を見ることは一切望めなかったのだ。

ここでひとつ言っておこうと思う。
発表会に出ようかどうしようか悩んでいる人がいるのならば、自ら「選ばれた者」になるチャンスを捨てるようなことをしたら勿体無いと言いたい。
悩むまでもなく、経済的に、時間的に、仕事的に「最初から参加は不可能」という人が多いのだ。だから、悩める、つまり、選ぶことができるだけ恵まれているということだ。

ちょっと意地悪な私は、悩んでいる人には「いいのよ、発表会は強制じゃないから出る必要はないんだし」と言いたかったりする。
そして、本番のステージを見てもらって「あの時出るって決めれば良かった!」と後悔する様子を見たいという気持ちがあったりもするのだ。
私に背中を押してもらわないと決断できないという人もいるだろう。
しかし、私は悩む人の背中を押すつもりは一切ない。
自分の意志で決めない限り、本当に楽しめるものではないからだ。
「本当はどっちにしようか悩んでいたんだけれど、先生が「出たら」って言ってくれたので決めた」じゃダメなのだ。
人生の中で、たった3ヶ月だが、ダンスにどっぷり浸かる時があっても良いだろう。しかし、それが来年、または3年後などに機会を得ることができるかどうかは誰にもわからないのだ。
チャンスの女神には前髪しかない。
来年再来年に発表会を企画できるかどうかわからない。だから、今年やろうと私も心に決めた。(だって、私だって女の子だもん、来年は結婚しちゃうかもしれないし、妊娠しちゃうかもしれないしー)

兎に角、背中を押してあげることはできないが、「やりたい!」と決心してくれたなら、本番まで全力で引っ張っていってあげる。

話をバレーに戻して。

皆さんもご存じのとおり、ストレートで今回の試合は負けてしまった。
あと2セットは彼女たちの姿を見ていたかったのだが残念。
しかし、バレーのゲームを見て、もの凄い刺激を戴いたし、パワーを分けて貰った。負けそうになっても挫けず、前向きに頑張るということは、結果がどうであっても美しく潔く尊いと思った。
「頑張るのってダサイ」という風潮があるのかもしれないが、私は頑張ることもせず、それがカッコイイとはき違えている奴のほうがダサイと思う。
クールだとか、カッコイイだとかいうものは、さっきテレビで見たバレーのコートの中に溢れていた。
例え狙いが外れたサーブであっても、レシーブできないボールだったとしても、それに固執せず、次のボールを追いかける姿勢の格好良さに惚れ惚れとした。
私も、そんな風に、次のボールを追いかけて、少しばかりは格好良く生きていきたいものだと思うのだ。

全日本女子バレー選手の皆様、お疲れさまでした。そして、有難う御座いました。まずは1ヶ月の辛い日々から解放され、暫くは身体も心も休めてください。
次の活躍、今から楽しみです。
ニッポン★チャチャチャ!


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