Dance日記帳
モクジ|キノウ|ヨクジツ
たまには、マジメな話を日記に書こう。
昨日のビギナーレッスン後のこと。 「先生〜!」と声がかかる。何事かと振り返ると「さっきのこの振りのところなんですが・・・」と質問。
熱心にレッスンを受けてくれて、ビギナーだったら「わからないところが何かってのもわからなーい!」というのが当然なのに、ちゃんと自分がわからない部分をみつけて質問してくれるって、正直とっても嬉しい。 一生懸命踊ってくれているんだなーというのが実感として伝わってくるので、「私なりに一生懸命教えていて良かった!」とも思う。
しかし、私はある意味「いじわる先生」なんだなぁ・・。へそ曲がりとも、ひねくれ者とも言えるか。
聞かれた質問に、優しく丁寧に答えることはしなかったの。
答えるのは簡単。「この時、ひざを曲げるのですか?」という質問に、「そう、そこは曲げてね!」と答えれば、30秒で完了だ。
いじわるな私はこう答えたの。 「曲げた方がやりやすいなら、そうしてみたら?」「もし、どっちがいいか今みたいに悩むようだったら、ヒザをのばしたままやってみるのと曲げてやるのを両方やって比べてみたらわかるんじゃないのかな?」
その質問をしてくれた子は。すぐに私の言わんとしていることを理解してくれて「あ!」と笑顔になってくれたの。(正直、「Monie先生って、すっごいイジワルだ!」って悲しい顔されたらどうしよう・・・とも考えたけどね)
ダンスは「理論」でも「理屈」でもないよ。 分解して、細かくシュミレーションしてから動こうと思う、みんなのそういうデリケートな部分は私も理解しているつもり。 でもね、考えれば考えるほど、シュミレートすればシュミレートするほど身体というのは動かなくなってきてしまうんだよね。 子供とは違って、大人は「言われたまま」「見よう見まね」で動くのが苦手。 子供が無垢なのに比べると、大人は経験によって複雑化している。「みっともないことはしたくない」「悪目立ちしたくない」「格好よく見られたい」などなど、子供に比べると見た目に関するプライドも非常に高い。(子供だって当然プライドありますけど!)
ぶっちゃけて言ってしまえば、ダンスというものは「本能」でやっちゃえばいいんだ。 子供を見てみて。楽しい音楽が流れれば、そこが町中であっても家であっても自然と身体を動かしている。本能の赴くままに。 大人は「本能」を恥ずかしがる。 薄暗い、顔がお互いに見えるかどうかの場所(クラブとか)じゃないと「本能」がみえみえになっちゃって恥ずかしくて踊れない。
子供は「うわっ!そんなコケ方したら絶対骨折!」と思うようなことになっても、わりと平然としている。「そういうコケ方したら痛い」という経験が少ないから、構えない。本能のまま、コケる。だから、身体は自然と受け身になる。 でも、大人は違う。「ああ、どうしよう、このコケ方は絶対痛い。骨とか折っちゃうかも。そしたら会社休まなきゃならないじゃん。それより、今日は重要な会議あるじゃん!!ああ、でも、それよりも今週末って彼とデート行く約束じゃん!」なんて考えてから「せめて被害は最小限にとどめよう!」なんて変なことを考えたりするもんだから、本来つかなければいい手なんかを突っ張ったりするもんだから、擦り傷くらいで終わるものが手首骨折なんてことになったりするのだよ。
ダンスを通して、もう一度、童心を取り戻して欲しい。
誰もが子供時代があったはず。純真無垢な時代があったはず。 楽しい音楽が聞こえてきたら、自然と踊り出す、それでいい。 気持ち良く動けば、自然と笑顔になる、それでいい。 カッコつける必要もないし、理屈をこねる必要もない。
ヒザ曲げて回ってみて「なんだか回りづらいかも?」って感じたら、ヒザをのばせばいい。 鏡を見て、自分の姿が「思ってたほどカッコ良くないじゃん!」って思ったら、イメージした自分の姿に近付くように修正してみりゃいい。
「どうしたらダンス上手になるんですか?」 その質問にはこう答えたい。 「余計なこと考えず、本能のままに動いていくうちに上手になる」 「上手になるって、レベルにもよるが、3日や1年程度で上手になるんなら、世の中ダンスやる人全員がブロードウェイのダンサーになれるさ。」
要は素直でいること。 そして、継続していくこと。
そして、もうひとつ。イジワルっぽいことを言うならば、 「質問はレッスン中に!」 自分にとっては、くだらないかもしれない質問も、他の人に役立つことって多いんです。 そして、同様の質問が時間差攻撃で来ることも多いのです。 ひとりひとりに同じ質問をされて、ひとつひとつ答えるのって・・・。 「私ひとりがわかってないのかも?」なんていう考えはやめましょう。 あなたひとりがわからないと思うなら、その周りの少なくとも3人は同じようにわかってないんですよ!
さらに・・・メールで質問は・・・困る。 正しいフラットバックのやり方についてメールで質問されても、文章で答えるなんて・・・私には到底できませんっ。ごめんなさい。 レッスン中に聞いてください!お願いしまーす!!
|