Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2002年09月17日(火) 自転車=ダンス?

週明けです〜。雨です。ちょっと涼しくて、なんかイイ気温だなぁ。
これから寒くなると思うとわくわくしてくる♪冬、好き〜。

今日はオープンクラス。
思ったよりも多くのメンバーが今月は平日の夜のクラスも参加してくれている。
私のもとに届くメールにも「今回の曲は、なんか音楽が馴染んできて、踊っていてキモチイイ〜!」なんていう嬉しい声があったりして。結構、みんな今月の曲、気に入ってくれているのかな?だとしたら嬉しいな。
さて、今日は2週目最後の回だったんだけど、2週目のパートはスピードが速くて、何度も何度も踊らないと身体に染みこまないところなの。だから、今日初めてこのパートを踊った人は、途中でパニクって路頭に迷う状態になって当然!2回〜3回と踊っていくうちに流れが身体にはいってくるので、今日スムーズに踊れなかったとしても気にする必要ないからね!

今日のオコゴトは、ターンについて。
今回のパートの最後に「ピルエット〜シェネ」という少々難しい感じの部分があるので、クロスドフロアで練習してもらった。
みんな、「あ、これ、難しそう!」って思った瞬間に表情が曇って、身体がこわばってくるんだよね。確かに、ターンは「高度なテクニック」ってとらえがち。でもね、それで「私には無理!」って引っ込み思案になっちゃったり、逆に「ちゃんとやれるようになりたい!」と気合い入れすぎて理論を追求しすぎたりして欲しくないんだ。

自転車の補助車を外した日のこと覚えてる?
初めて補助なしで自転車をちゃんとこいだときのこと覚えてる?
その時「どうして人間は、直線にならんだ2輪の上に乗っていて横倒れしないんだろう?」とか「ペダルを効率よくこぐにはどうするべきか?」とか理論的に考えたりした?もし、止まっている自転車の上に乗って、正確に両足をペダルに載せてからこぎ出そうとしたら自転車ってどうなる?
たぶん、皆さんも私と同じで、お父さんやお母さん、もしかしたらお兄さんやお姉さんに荷台を押してもらって「ほらー!ごげ〜〜〜っ!!いけぇぇっ!」とばかりにやったんじゃないかなぁ?事前にお父さんやお母さんが「自転車はね、両足をペダルに載せて、両手でハンドル持って、うんたらかんたら〜〜」と理論的に説明してくれてないって思う。子供の頃は、理論よりも道理よりも「やってみたーい!」という気持ちが先行するんだよね。だから、最初はヨレヨレの蛇行運転の挙げ句、ぐわっしゃーんと横転したって「あれ〜?なんでまっすぐ進まないんだろ?」なんて思いつつ、「友達が乗れるなら、私だって絶対乗れるんだから、練習するっ!」ってヘコたれずにやっていたと思う。子供の心、夢や希望に不可能はないんだよね。

でも、大人になると次第と自分ができないものや、苦手なもの、どんなに努力をしたって追いつかないものが次々に出現し、「現実」というものを思い知らされる。そして、羞恥心というのが強くなる。みっともない思いをしたくない。恥をかきたくない。いつもかっこよく生きていたい。当然でしょ。そうなると理論に頼るようになる。恥をかかずにかっこよく何かをやってみたい。そのためには理論や道理を知りたがる。もし道理がわかれば自分の中で「私ができることなのか、無理そうなのか?」と打算を重ねる。そして、頭の中でやり方を何度も理解し、咀嚼し、繰り返し、いざ実行に移る。失敗は許されない。だって、みっともないもーん。で、実行してみると・・・・

さて、皆さんが今までもし自転車に乗ったことがなかったとして、明日生まれて初めて自転車に乗るとなったらどうなるんでしょう?ペダルのこぎかたや、ブレーキのかけかた、カーブの曲がりかたを頭の中で「膝は力をぬいて、肘ははらず、行く方向を見ながら・・・」なんて考えながら実行するのかな?そんなんで自転車乗れるかな?たぶん無理。自転車の乗り方は、それこそ「感覚」で身につけるものだからね。

ダンスは自転車の乗り方に似ている。まさに「感覚」なの。理論や道理を知りたいのもわかるけど、まずは「感覚」を先に味わって欲しい。
ターンは、自転車に乗ることよりも本来は簡単なはずだよ。道具を使うわけではないんだし、片足は必ず床についているのだしね。皆さんが怖がっているのは、ターンが回れないというよりも「回れない無様な姿で恥をかく」ということじゃないかな?
自転車に乗り始めた頃、蛇行運転しちゃったり、横転しちゃったり、ひじやひざをすりむいたりしたでしょ?何度も失敗したけど、「やりたい!」って思って繰り返しチャレンジしたから習得できた。
ターンも、何度も横転したり、すっころんだりして、失敗を繰り返しながらチャレンジして覚えて欲しい。怖がらないで!誰もが最初は無様だし、私だって最初はまともにシングルを回ることだってできなかったもん。

1年前を思い出してみよう。
1年前の貴方は、どうだった?MDS入りたてでストレッチでさえ「きつーい」って思っていただろうし、「ピルエット」って聞いて、「なにそれ?フランス料理?」なんて思っていたでしょ。
今の貴方は「ピルエットとシェネ」って言われて、おおよその動きが理解できるようになってきた。ちゃんとできなくたって、名前がわかるようになったってことがまずは進歩じゃない?
去年はピルエットとシェネの区別さえつかなかったどころか、そんなの聞いたこともなかった人たちだっていたはず!
ほらね、みんな知らずしらずのうちに、いろんなことができるようになって、いろんなステップを知るようになったんだよ!まずはそれだけ変わった自分を誉めてあげて!そして「ダンスなんて、他のみんなもクルクル回ったりしてるんだから、私だってやればできるんだよ〜!」って子供の頃自転車に乗ることを実現できる夢として考えていたのと同じように、クルクル回ることも「絶対実現できる夢」として楽しんでいこうじゃない?クルクル回れたら、かっこいいぞ〜!(笑)

長くなりました。お小言じゃなくてお大言だな(笑)。
ともかく!やればやるほど上手になるのがダンス。だから、面白いの。途中であきらめたり「私にはできっこない」なんて見切りをつけたりしないで!絶対誰もが続けていれば絶対確実に上手になるものです。きっぱり言っておこう。


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