4254.0516の日記

2006年07月02日(日) 小さいものをぱくぱく食べる会、その2。


 お天気が持つかどうか不安だったけれど、どうにか持った。
 起きられるかどうか不安だったけれど、起きられた。


 今日は、去年も行ったさくらんぼ狩りのため、長野は小布施へ。
 メンバーはイチゴ狩りと同じ。
 我が最寄り駅へ集合してもらって、みんなで出発。

 車中の話題は、最近彼と別れた友人Kについて。
 みんな驚きの表情だったけれど、納得、といった感じだった。
 ついに、やっと、って感じだったから。

 話に夢中になりすぎて、ICをひとつ飛ばす。
 下りたICで、料金所のおじさんに道を聞く。
 地図を片手に、親切に教えてくれる。
 途中からは、昨年の記憶が蘇ってきて、農園のおじさん・おばさんの顔を見たら、
 確かなものが思い出された。

 また、今年も来たんだなー。

 早速さくらんぼ狩りを堪能。
 実のぎっしりついた木を一本あてがわれて、「これ、全部食べていいよ」と、
 おじさん。
 「こんなに無理ですよー」と、わたしたち。

 農園にはかわいいネコの親子がいて、かわいいもの欲を万全に満たしてくれる。
 木から赤々と下がるさくらんぼの実は、やっぱり今年もかわいかった。
 そして、食べるとおじさんの愛情が詰まった味がした。

 何でも天皇家にも献上したことがあったらしい。
 同じものを冬場に出荷すると、一粒¥300ほどの高値でやり取りするとか。
 超高級さくらんぼだ。

 おなかいっぱい、と思いつつ、見るとそのvisualのかわいさに手が伸びるのは
 今年も同じく。
 今年はちゃんとヘタを持って、食べた個数を数えてみた。
 70個。
 なかなか頑張りました。
 でも、友人は100個ほども食べ、おじさんに「女の人の新記録だ」と言わしめて
 いた。
 結局、あてがわれた木のほとんどの実がなくなって、閑散とするほどだった。

 名残惜しくおじさんと別れ(おばさんに会えなかったのも少し残念)、小布施の
 街中へ。


 さくらんぼのお土産を買うべく&お茶でもしようかと、昨年も停めた駐車場へ。
 そして、昨年も行った、美味しいcoffeeのcafeへ。

 最初はおとなしく店内を見渡していたのだけれど、友人Tが店内にあった面白い
 楽器を手に取ったところからものすごい交流が始まる。
 お店のマスターが楽器の説明をしてくれ、次から次へと色んな楽器を出して
 くれる。
 そして、昨年も同じ時期にこの店を訪れたと話すと、それは心から喜んでくれた。
 (思わず、奥さんにも報告。)

 今年もcoffeeは美味しくて、濃くて、時間はゆるやかだった。

 感激したマスターがケーナを演奏してくれ、その後はマスターのギターに
 合わせてセッション。
 コンガのような太鼓は、ずーんずーんと胸に響いて、思わず集中してしまった。
 楽器っていいなぁ、音楽って楽しいなぁ、と改めて思った。

 そして、この街には、人間の親切が、まだ普通に残っているなぁ、と思った。
 もう少し人間を諦めたくないな、と思った。


 名残惜しくマスター・奥さんと別れて、小布施の天然温泉へ。
 天気が良すぎるくらい良くなり、露天に入ると暑すぎる。
 眩しすぎる日差しをタオルで遮って、しばらくの間入る。

 おなかが好いたわたしたちは、長野といえば、の蕎麦屋を探すものの、ほとんど
 の店が閉まっていて、なかなか見つからない。
 結局、長野駅の方まで行くことに。

 途中、一人で鉢合わせの恐怖におののいたあの場所(道)や、かわいいふたり
 だった頃に寄った街並みを通り過ぎる。
 美味しく食べたあの蕎麦屋は、なくなっていた。

 「さわやかカップルだって」、とはしゃいでいたあの日の台詞すら聞こえた。
 ずいぶん遠くまで来た…。


 帰り道は、疲れて話もまばら。
 飛ばしていると、あっという間に到着。

 我が駅の沿線に住んでいる友人ふたりを下ろして、ひとり遠くに住んでいる
 友人を結局送っていくことにする。
 一日暑さにあたり、話もたくさんしたので、喉がガラガラ。


 また、来年も行きたい。


 ♪BGM/Capsule AL.『FRUITS CLiPPER』


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