4254.0516の日記

2003年10月30日(木) こらえた悔し涙。


 少し落ち着いたので書いてみることにする。

 私は好きなことを見つけて、「これしかない!」ってものがわかってて、それに
 向かって突き進んでいける環境を手にしている、世にもしあわせな女だって毎日
 思っている。

 …でも、年に3回くらいこんな日がある。
 今日はその日だ。

 楽しいことがもっと楽しく、つらいことも嬉しいことに変わる。
 もっと先を見て、もっと上を目指す。
 そんな毎日smileで突っ走っていく私を、とんとんと呼び止める存在。

 うまく行かない要素はいろいろある。
 単純にやっつけで仕事をしてしまったり。
 自分ではMaxで考えているのに、どうしても何も出てきてくれなかったり。
 若輩者の力なさゆえ。

 今日は確かに考える絶対量が足りていないと思う。
 もっともっと作業に費やす時間は必要だった。
 でも、毎日毎日追い込んで自分なりに考えをひねり出してきた。
 それを踏まえても出てこない…。

 そして、何よりもそんな歯がゆい自分に1番いらいらしているのは自分だ。

 先生に切々と問い掛けられているときに、悔しくて涙が出そうになった。
 先生は泣きそうだということに気付いたかもしれない。
 私は「ここで泣いちゃいけない!」って必死でこらえた。
 今思うと、良かったと思う。
 悔しくて泣くのなんて1人の時で充分だ…。

 創作とは時に本当に孤独な作業だ。
 毎日違う場所で、違う人から、違う役割を要求されて、ソツなくこなしているように
 見えるよう頑張る。
 そのこころの中で混乱が起こっていても、誰かに助けて欲しくても、あくまで私は
 助ける。
 疲れて弱くなって気が緩んだところをすかさず攻め込まれたという状況。

 自分を守ろうという力すら残っていなかったのか、“プロ意識”の最後の抵抗だった
 のか、その場で吐き出そうと思っていた甘えやいい訳を一切呑み込んだ。

 おかげで、そのショックの中に身を置く準備を整えるために数時間かかった。
 ふて腐れた顔に気付かれないよう、へらへらと笑顔を作れた自分に少し感動する。

 “この仕事向いてないんだよ…。”と、頭をよぎる弱気の私。
 でも結局、むいてないそのことに向かって、悔し涙を流しながら進んでいってしまう
 ことはわかっている。
 徹底的に自分を責めて、泣いて疲れて歩き出すと、またもとの道を歩いていることに
 気付く。
 その繰り返し…。

 まだ、「くそぉー、見返してやるぜぃ!」とまでは元気になれないけれど、ひと通り
 落ち込むのに飽きたら、また飛び上がる覚悟はできた。
 大丈夫、頑張ってなかったわけじゃない。
 ここが頑張り時だ。

 そんな私が落ち着けたのも、家に帰って家族と話していたら少しのんびりできたから。
 まさか家族がそんな存在になるなんて驚く。
 こうしてる間にも少しずつ成長してるんだと思う。
 自暴自棄になってた時には感じられなかった、暖かな想い。

 ♪BGM/J−WAVE


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