4254.0516の日記

2003年04月11日(金) high tension。


 朝(本当に、朝)起きて学校に出かける。
 今日は指導教官とのこまごました打ち合わせの日。

 昨日のhigh motivationについて、2人でひとしきり笑い合った後、
 実はある程度のlevelを持って学生を見守っていることを知る。
 本気で“心理屋”を目指すなら、ここまでやるのが本来のlevel。
 言うべき環境かを見極めながら、私に話してくれたことが嬉しかった。
 それにかなう自分になれるよう、頑張りたい。

 怒!
 怒怒怒。
 今日は本当にムカついた!

 一旦学校から車で戻り、原付に乗り換えて別校舎へ行くため駅へ向かった私。
 家での滞在時間数時間のわずかな時間を割いて、間に合うように少し早めに家を出る。

 余裕を持って停止したり、原則したりする時間を取っていたから安全運転間違いなし!
 数分前にすれ違ったパトカーが、気がつけば駅の駐輪場まで追いかけてきていた。
 間違いなく私を追って…。

 “免許持ってるよね!?”
 “ちゃんと教習所で勉強したでしょ!?”
 “ほら、あの標識読める!?”
 これでもかと、侮蔑の言葉を投げつけられる。
 学生然とした私を、彼らなりに格付けした上での対応。
 足元を見る人間の卑しさに溢れていた。
 フテ腐れた顔で、最低限の受け答えをした後、免許証を控えるためパトカーへ。

 車内でも、違反がどうのとか、ぐちぐちと言われ続ける。
 その間も運転手をやっている若い警察官が、どこで違反をしたのかを地図上で確かめる。
 何だかはっきりしない2人のやり取り…。
 結局現場まで戻って確かめることに。

 “ああ、こっちからはいいんだ…。”

 私は一通禁止の出口から出てきた。
 そこの地点から進入することは出来ないけれど、出ることは可能だ。
 だから違反はしていない。
 だって、車すら通ってる道なのだもの。
 『自転車を除く』、が適用されるべくはずもない。

 学校に向かう電車の発車時間まであと4分。
 それを逃すと20分後になってしまう。
 あまりの勢いで鼻息も荒い。
 でも、迫り来る時間の大切さを優先させることを決意した後では、残された時間で
 何を言っていいのかわからない。
 結局”ここで、もういいですか!?”という言葉を皮肉たっぷりに投げつけることで、
 慌ただしくパトカーから降車…駅へ向かう道を選択した。

 一言も間違いを認める発言はなかった。
 へらへらと若い警察官とやり取りを交わすだけ。
 私がそこに『監禁』された時間の大切さを、知るべくもない。

 甚だしい“想像力の欠如”…。

 そのことを妹や友人にメールで送ると、みんなその事についてそれぞれの見解を
 返信してくれた。
 自分なら…の観点で思いを馳せてくれたことが嬉しかった。
 素晴らしい友人たちの“想像力”のかけらを、口の中に投げ入れてあげたいほど。

 その後、メールを送った友人たちにTELをする機会があり、話しているとみんなが
 “今日は大変だったねー”と労ってくれ、再び私の言い分を丁寧に聴いてくれた。
 その優しさに救われて、今日の、今の、私がいると思う。
 人生とはそんなもの…。
 汚い部分もたくさんあるけれど、最高に美しい☆
 その美しさを信じているから、きっと人に触れたいという思いがやまないのだろう。

 今日は授業終わりに、40歳妻帯者の同期と共に、入学以来始めて食事をする。
 彼は現職の先生であるため、夜間の授業しか取れず、できることなら昼間で済ませて
 しまいたい私とは会う機会も限られている。
 お互いの価値観についてはじめて語り合った。
 私は私の率直さを、あるがままでぶつける。
 同じ領域で切磋琢磨する仲間に対する、最大限の態度。

 フィードバックのし合い。
 自分の言葉を彼を通して、また自分にフィードバックさせることもできる。
 数時間が貴重だった。

 今日は久々に色んな人と会い、話したから感情が動いた。
 動く自分を感じるのは好き☆
 本当に生きてるなぁと感じるから…。

 ♪BGM/J−WAVE


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