月。
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目覚めたとき 顔がものすごく浮腫んでいた そりゃそうだ 散々泣いたんだから
それでも 規則正しく 朝はやってくる 昨夜のことが 夢ではなかったことを思い知る
私は 時間通りに目覚め シャワーを浴びて 支度をして 時間通りに出勤した そんな自分に 苦笑い 今日くらいは 自分を甘やかしても いいようなものなのに
だけど あなたの前で泣かずに済んだ それだけでも 自分を褒めてあげたい
あなたと 人として知り合えたことをしあわせに思う そして あなたも私と同じ気持ちだということを知っている
私には 誰よりも何よりもあなたが必要だったし 欲しかった
それは 今でも これから先も ずっと変わらない だからこそ もう二度とあなたを失わずに済むと思えば 少しは こころも楽になるのでしょうか
いつか また 他の誰かをたいせつに想える日が 来たとしても あなたが 私の基準で基本であることは ずっと変わらない 一生 そして 私の選んだ罪も減ることはなく 終わることもない 一生
◇◇◇
私はそんなに強くなかった 別れに向かって付き合うなんて考えられなかった 此処でバッサリ切り捨てなければ 私が壊れてしまう そう思った
だから あなたは 永遠に彼方のひと
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