星の降る丘...midori

 

 

私が歌えない理由(ちょい重いです) - 2003年09月25日(木)

前の日記で私は、楽器で歌を歌う事ができないと書きました。
今でも、それが怖くてある意味楽器をさわっていません。
高校卒業するとき、トランペットあるいは、ピアノを続けておけばよかったと後悔しています。
そうすれば、何か答えが見つけられたかも。
でも、今となっては時既に遅し。(涙)
ホントに後悔しています。
でも、楽器で歌が歌えないってわかったときかなりヘコんだし悩みました。
今まで、楽器をやってきてそんなこと思ったこともなかったから。
でも、表現するのはとても苦手でした。
どうしても、譜面にかじりついてしまうのです。
でも、ソロとか吹かせてもらったときは、自分なりに解釈して吹いていたけど。
そのときのCDやビデオを見ると全然歌えてない・・・。(汗)
それが、判明した時は、こっそり練習していました。
高校の教室を自分ひとりの状態にして、あーだこーだ考えて吹いていましたね。
あの時、一番信頼できる後輩に聞いててもらえばよかったかもとか今更になって思います。
後悔のしっぱなしですが、でも、何か1人で考え込むんじゃなくて誰かに助けを求める事ができたら・・・。
私は、変わっていたかもしれません。
でも、その時は誰も相談できる人なんていませんでした。
自分にムチを打って、何回何十回と納得できるまで吹いていたような気がします。
で、納得できないまま本番を迎えてしまった事もありました。
最後のコンクールで吹いた曲は、ソロがあって、もちろん私が担当しました。
その曲は、あるアメリカで起こった事件の追悼の曲でした。
そのソロの部分は、その事件で亡くなった人を天国へ運んでいくようなそんな部分のソロでした。(関係者はわかると思いますが・・・)
私は、そのソロで、その事件で亡くなった人たちを天国へ導く女神様という役でした。
1年ぐらいその曲をやって、やっと自分的に納得できるソロが吹けたのは、コンクールの時でした。
最後のコンクールになってしまいましたが、その曲を吹くのもそれがある意味最後だったから、本番前にそのフリューゲルホルンという楽器を握り締めて、頼むよ。
私もがんばるから・・・。”
とか、言ったような・・・。(笑)
その本番の時は、少々緊張しましたが、フリューゲルホルンで女神様になれたような気がしました。
でも、ソロが終わったときは、あまりにもほっとしすぎました。(笑)
その曲には、最後にもソロがあって、それまで気が抜けなかったけど・・・。
CD聞いたら、イマイチだったけど。(爆)
でも、よかったです。
最後に自分的には納得できたから。
でも、それからが始まりだったような気がします。
つくづく自分が楽器で歌えないってことを思い知らされたのは。
どうやったら、歌えるようになるのでしょうか?
まだ、答えは見つかりません。



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