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失われなかった記憶と 折れなかった心の強さに 驚くばかり あなたはずっと遠くにいたから 遠回りをしたり休んだりしたら すぐに見失ってしまう だからわたしはいっそ あなたから目を反らしたかった 時が早く経ってくれることだけを願った けれど 他の誰といても あなたはいつも わたしの心の一番優しい場所で 穏やかに息づいていた あなたが勝手に住み着いたのではない あなたがわたしの心の中に住むことを 許したのは 他ならぬわたしだ それがちょっぴり悔しくもあり ちょっぴり幸せなことだと思える |
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