土方聖架の日記

2009年01月04日(日) あけましておめでとうございます

正月最中にスパロボZクリアしました(笑)。ので新年早々その感想。

やってる最中は色々話がこんがらがって難しく感じたりしたものですが、終わってみたら力いっぱい名作だったと思います。

いやだって。

ザンボット3の「子供の知らない間に睡眠学習で戦闘の恐怖心を感じなくしている」という鬼畜設定を克服した。
ミーアが死ぬ直前に全人類的に活躍した(超恥ずかしい日記を暴露されただけの本編と何て違いだ)
ディスティニープランの気持ち悪さをこれでもかと指摘しまくった(本編ではキラ達が毛嫌いしただけ印象)

傑作だったのがカミーユとアスランの会話。

アスラン「カミーユ、シンのことを考えているのか?」
カミーユ「レイとルナマリア、グラディス艦長の事もです(←結構な皮肉)。あなたはシン達の事が気にならないのですか?」
アスラン「…仕方のない事だと思う…」
カミーユ「そんな言葉で自分を納得させるんですか?」
アスラン「!」
カミーユ「俺は諦めませんよ。シンが戦場に出てきたのなら話をしてみるつもりです」
アスラン「…」
アムロ 「カミーユのいうとおりだ。俺たちはまだ何もしていない。諦めるには早すぎるぞ、アスラン」
キラ  「アムロ大尉のいう通りだよ。仕方ないなんて言葉は、全力を尽くしてからにしようよ。それをしてこなかったから僕たちは回り道をしてしまったんだ」
アスラン「そうだな…周囲に翻弄されている内に俺は悪い癖がついてしまったようだ(ミーアは自分の歌を見つけた…。シン…お前も、きっとそれが出来るはずだ。もし、お前が自分自身の意思で議長の世界のために戦うなら…そのときは俺がお前を止める。過ちを繰り返させないためにも)」

いいなあカミーユ×シン(笑)

実際カミーユはシンの人生の師匠と化しており、シンにとってのアスランは空気である。しかし本編で実質的にアスランがシンにプラスをもたらすことが何もなかったことを考えれば妥当な扱いかと。アスランのヘタレを悪い癖で片付けるのも凄いと思うが(笑)
キラがまともな事を言っているのは、散々「言葉が足りない」ことをそれまでに指摘されていたから。本編脚本恐るべし。

ちなみに最終決戦前だったか最中だったかのシンの台詞。
「俺…みんなに会えなかったら、きっとひどい事になってた…」

うん、そうだね。

まあ本編で不幸でスパロボZでハッピーエンドなのはシンだけじゃなくバルディオスもそうらしいのだが(見てないもん。映画版ってどうだったんだろ)。
まあテロップでまで主役ジャックされたのはシンだけだろう。アニメ史全般通しても。

いやあシンが幸せになっただけでもやった甲斐があったよ。
種も死種も嫌いだが、シンという主人公の扱いにはさすがに同情せざるを得ないので。
二週目のリアルルートではガンダムエックスのGビット獲得とステラ生存を目指そう。


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