言ってきました。維新140周年記念展示目当てに。 しかし防府の毛利邸は小学校以来だったので、まあ色々新鮮だった… バスが一時間以上間を空けて運行してるとか。 明治以降に毛利候のために井上さんが作ったのね、とか。 そーだよなー。江戸時代の長州でこんな無駄に豪華な空間作れんわなーとかまあ色々…
10時過ぎに行ったんですが、うお誰もいねえ!(笑) 邸宅内にある博物館で、邸宅も自由に歩きまわれるんですが、豪邸とはいえ和風の空き家ですからいい具合に色あせていて、まあでっかい田舎のお屋敷ぽいというか… うっかりゴロンと寝転びたくなったのは秘密です(笑)
展示の方は常設の奥の小さな一室に特別展示がありました。(常設展は個人的には敬親直筆の富士山水墨画と吉田松陰への死罪申しつけ文書以外は割と無理矢理な展示。) 規模はめまいがするほど小さいですが、敬親公ー!とか萌えてたので堪能できました。以下展示品。
>敬親が藩主になったときに重臣にあてた手紙 敬親が部屋住みで本来表に出る人じゃなかったというのは初耳でした。(不勉強)同じ本来部屋住みの風流人というのは同じなのに、何故こんなに井伊直弼と個性が違ったのか…
とはいえ、「今まで部屋住みだったから色んなことわからないから助けてね!」「財政厳しいから倹約しよう!私も我慢するからさ!」なお手紙はいろんな意味で涙が出ました。この人本当に珍しい藩主だよな!!!!
>夫人の甲冑 思クソ非実用品なのに、江戸後期に普通に嫁入り道具にリストインしてるのが驚愕でした。(いやまあ藩主レベルだけだとは思うが) 色んな意味で邪魔だったろうなあとしみじみした。現代の嫁入り衣装ダンスみたいなものか。
実母のタンスも義母のタンスも、寝室でいらない服を収納するブツと化している(実母のは家の建て替えの際に前の家と一緒に粉砕された)のを見たので自分の結婚のときは全く!買う気なく実際買わなかったが、実父と義父が結構抵抗してた記憶がある。 って歴史関係ネー!!!
>倒幕の密勅 歴史を動かしたモノだけど、勅旨としては偽者といういわくつきのブツ。 なるほど、だから字が達者じゃないのか!!!!(笑) いや汚いとは思わないんだけど、当時の筆文字の水準なら、ちょっと上手い子供でも書けるんじゃないかなあと思わせるものでした。こんなん「帝のお墨付きだー!」とか突きつけても鼻で笑って済ませられかねんとか思ったり(笑) まあ結局大政奉還でお蔵入りになったんだが、実際に使われなくて実は助かったんじゃないかと心底思った。
>木戸孝允の漢詩 肖像画(少しゴツかった水墨画)と漢詩が飾られてました。 直筆かどうかは明記してなかったけど、「一剣なんたら信濃なんたら」いう漢詩。 しかし何が吃驚したって、その大きさ。掛け軸に貼って飾らないと色々困りそうなこの大きさ。気合の入った一剣の文字が芸術ぽい(笑)
本とかで、「このとき漢詩を残している」とかいう表記があるとき、懐紙あたりでちょろっとメモったくらいの感覚で読んでたんですが、やっぱり人にあげるときは芸術作品!のノリのこの大きさなのかな?とか色々考えました。学芸員に聞きたかったけど、熱烈なおっちゃんに長々とついた後姿を消したので聞けなんだ(笑) ちなみにそのおっちゃんは展示を見て1人「たかちかー!」とか叫んでてお仲間?とか思って吃驚したがさすがに声はかけにくかった(笑)
あと高杉晋作の直筆文書もありました。 吉田松陰のもあったがこれも掛け軸化した文書というか詩というか、そんなん。
まあ本当に規模が小さかったので相当な暇をもてあました… 萩でも展示があるんだが、具体的な情報が何も出てないところを見ると、多分勢いこんで行くものじゃなくてパネル展示とかなんだろうなあとか思ってます。
あとは入院してる友達のお見舞いに。 面会時間まで色々暇をつぶしてたんですが、その中にメイド喫茶があって(笑)ネタとして飛び込んできました。なんか田舎のオタク三人が情熱で立ち上げたギリギリ感がありましたが、好感はあった気がする。茶に400円はちょっとキツいが。普通の喫茶店レベルで服がメイドってのはないものか。ただ、多分これでも利益としてはキツかろうと思うので、まあそのへん精進していただきたい。
店長のバーテンダー(執事がメイドになれ(笑))と、ミニスカの女の子と、エマスタイルな男性の三人ユニットで、結構シックなメイド服だったので好みでした(笑)。 是非暇なときはお掃除しててもらいたい。そしたら地域に溶け込むメイドさんとして好感度が上がって営業になるんじゃないかしら(笑)
私の後にカップルが入ってきて、メイドさんは基本的にそっちにかかりきりだったので過剰サービスは受けなかったので助かった面もある。まあいわゆる妙なサービスじゃなくて、基本お話し相手とメイドポーズくらいだった気がしますが。でも話してみると店長さん親切だったし話しやすかったので会話目当てで通うのは結構面白いかもしれない。
田舎の素朴なメイドカフェを目指して欲しい。とりあえずエマな男メイドは存続で頼む(笑)
そんな感じ。
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