タイトルを頼りに借りた本を読み進めていくうちに 「あれっ、これ 前に読んだことあるわ」ということがたまにある。
編物の本だって 編みたい=編める 訳では決してないけれど とにかく編みたい=編めるかも・・・という身の程知らずの勘違いというか、おのれの技量も忘れて 取りあえずコピーする。 本によってコピー数が多い本はポチって買ってる。 まだ足が今ほど辛くなかった頃に そのコピーしたものを整理してみたら やっぱり同じものが何枚か出てきた。 結局、私の嗜好はそんなに変化していないのだと、少し可笑しくて重なったコピーは1枚に始末する。
で、今回 「あれっ、これ 前に読んだことあるわ」と借りた本のタイトルは 篠田 節子 著 『 長女たち 』 違う内容の中編が3つ。 内容はここではスルーするが、私自身が長女なのと子供の頃、 父から 「お前が男やったらなぁ」 と 病弱な弟ゆえに散々言われて大きくなった。 それでも 私らの親世代は息子と娘への期待度というか待遇には少々差があった。 要は男の子は家のあとを継ぐけれど女の子はどうせ嫁にいくんだからというもの。
長女と言っても 第一子が女なのと、男なのではまた状況が違ってくるし、個々の家の事情も違うだろうけれど、私の場合とにかく自分の実家から逃げたいから結婚したという一面もあった。 それでも 両親が亡くなるまで長女の役目があった。 上の弟が今年 亡くなったけれどお墓のこととか、お寺さんとの対応はやっぱり私が主にならざるを得ない。 いやそうではない、私が実家のことに口を出したいのかもしれない、違う方向で見れば。。。
本のことを書くつもりが話が逸れてる感もあるのでもうやめとこう。
やっぱり、まだ長い事(そんなに長時間でもないはずだが)同じ姿勢でいるのはしんどい。
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