まだまだ私の人生を総括するのは早いけれど 少し前から私は案外苦労を知らないで生きてこれたなぁ、と思う。
ある友達の苦労を聞くにつけ つくづくそう感じるのだ。
私なんて甘ちゃんだなぁ…って。
私だって娘のことを思ったら寂しくて辛くて大声を出して泣きたいけれど それでも視点を変えてみたら何てことないのだ。
不定愁訴はあるけれど そんなときでも体調に合わせて いつにも増して私のペースで時間が過ぎるのを待てばいいのだと思っている。
こくこくとまどろむ午後や蝉時雨
草いきれ心の棘は抜けぬまま
朝露を浴びて忙し孫の来る
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