おくればせながら 映画『おくりびと』 を見た。
主人公の納棺師という耳慣れない職業がクローズアップされたような感があるけれど、いつか必ず誰にでも訪れる死というものの人と人との繋がりがテーマなのだと私は思うのだ。 親子、夫婦、地域、職場での人と人との繋がりを考えさせてくれる映画だった。
作品の中で 『石ぶみ』と 言って 自分の気持ちに近い石を見つけて大切な人と交換するというのがあった。 主人公は幼い頃に別れた父とたった一度だけ石を交換して、それを密かに大事にしまっていた。 そして最期に孤独死した父に納棺師としての仕事をするとき、その父の硬直した手には自分が幼い頃に父に渡した石が握り締められていたのだった。
そして折に流れるチェロの演奏も 山形の美しい自然も素晴らしいものだった。
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