紅葉の進んだきょうの奈良公園は寒い一日だった。 正倉院展がきょう、最終日ということで本音としては見たいけれどあの混雑がイヤだときょうまで一日伸ばしにしていた。 誰に聞いてもいつも混んでいるということで覚悟をして出かけたけれど、やっぱり何でこんなにも・・と思うくらいの人出。 いくら聖武天皇御遺愛の品々を偲んで下さい、と主催者のアナウンスがあってもこの混雑では正直興ざめだ。 今年は60回目というある意味節目のような感もあるけれど、それにしては出品は地味なものだったように思う。 常設展でたくさんの仏たちの顔をみて、外にでたらひんやりした奈良公園の空気が清々しい。 ナンキンハゼの落ち葉を踏みしめている角を切られた鹿との対比が面白い。 古都は春よりもやはり秋だと・・毎年思う。
そんな中 またひとつ齢を重ねた。 秋が深まってきたからでもないけれど、自分と対話する日々が続く。 来し方は母と子供のこと、行く末は子供のこれからとダンナと私の老後・・ いろいろ気がかりはあるけれど、今の夫婦ふたりの静かな生活がいつまで続けられるのだろうか・・と。
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