私が好んで読む飛鳥時代というか藤原京の頃の物語に『甘樫の丘』がよくでてくる その『甘樫の丘』に いつか立ってみたいものだと思っていた その『甘樫の丘』に きのう行ってきた 素晴らしい眺めだった その昔 多くのいにしえ人がここから奈良盆地を眺めて、何を思ったのだろう・・と、私もふっとタイムトリップしたような気になっている 同じ県に住んでいて 来ようと思えばいつでも来れる距離にありながら特別な理由もないまま月日だけが流れていた
あたりの田んぼでは稲刈りの真っ最中で子供の頃のなつかしい光景にふれた その先にある飛鳥寺では たぶん聖徳太子も額づいたであろう日本最古の釈迦如来像である飛鳥大仏は来年1400歳になられるそうだ
お弁当をひろげた石舞台では小中学生の遠足のようで、混雑しているという表現がぴったりだった でも今どきは 引率の先生のあとをぞろぞろ行くのではなくて、グループ行動のようでチェックポイントに先生がおられるようだった 飛鳥大仏の前でかわいい顔で真剣に話しをきいていた男児とは、そのあともいくつかの場所で会った 解散の飛鳥駅ではバイバイなんて挨拶もできるくらい行動パターンが一緒だった ほんと、子供って可愛いなぁ
そぞろ行く 明日香の里に 稲かおる
刈り入れの 匂いあふれる 明日香みち
優しげに 飛鳥大仏 我を見る
悠久の歴史くぐりて みほとけや
皇女(ひめ)の墓 コスモス咲きて 静かなり
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