我が家は軽四くらいの幅の車がやっと入れるような路地を入ったところにあって、その路地の両側に古いアパートが建っていた そのアパートが何か相続の裁判沙汰になっていることは聞いていたけれど、そのことが解決したのか古いアパートは取り壊されることになったようだ およそ50〜60坪くらいのアパートが三棟 数年前くらいから入居を断っていたようで最後の一所帯に立ち退き料を払って、解体工事に入った いつ頃 建設された建物なのかよく分らないけれど、古い家特有の・・何と表現したらいいのか・・ちょっと鼻につく匂いを振りまいている その中でお婆さんの独り暮らしの所帯があって、野良猫にえさをやっていたけれど突然死されたことが数年前にあった その方の所帯道具なんかが、そのまま残されていたようでガリガリと音をたてて壊していくショベルカーの先に小さい炊飯器や扇風機が見えた そのお婆さんとは会釈しか交わしたことがないけれど、何気に私の母の面影が思われて母の侘しいアパートを片付けていた日々を思い出している
長い目でみたら自分のおかれている環境は少しづつ変わっているけれど、私らにはどうしようもないところで国の首長が替わろうとしている 政治家の不徳を嘆くとき、そんな代表を選んだ国民が悪いというようなことをよく言われるが、自分の選んだ人がその中に居ないとき、私の思いはどこへ持っていけばいいのだろうか・・
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