テレビのニュースで知った
見果てぬ夢ー日本近代画家の 絶筆
というのをどうしても見たくて 神戸の兵庫県立美術館へ行ってきた
画家としての栄達や円熟を示す幸福感に満ちたもの、病魔と闘いつつ迫り来る死を見据えた悲壮感漂うもの、あるいはすぐ目の前に死の影が忍び寄っていることなど知らぬかのように淡々と描かれたものなど、100点あまりのかなり見ごたえある作品ばかりで、正直なところ少々疲れてしまった
絶筆というタイトルにあるように未完成の作品もあったりで、企画された方にもお会いしたい思いがある
そんな中で私は 中学入学してからの病気で中途失聴者となった松本竣介という画家の作品に興味を覚えた 聾者だったせいもあるのだろう・・ひと気のない死のような静寂に包まれた都市の風景や、胸像の耳をさわる女の絵が私を惹きつけた
「美しくあることは 唯一人ゐる 己れ自らの時のため」 静寂のなかで凛として生きる
《建物》 《彫刻と女》 の説明文より
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